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今井絵理子氏が母の心情吐露「障がいあっても不幸ではない」

東スポWeb 7月27日(水)16時32分配信

 10日に投開票された参院選で初当選した自民党の今井絵理子氏(32)が27日、相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件について、障害を持つ子供の母として心境を明かした。

 今井氏は同日、「悲しき日々・・・」のタイトルで自身のブログを更新。「私たちが笑顔でいる間も、私たちがご飯を食べている間も、私たちが寝息を立ててる間も・・・悲しい事件がこの世界では起きています。『障害者なんていなくなればいい』と障がい者施設で19人の尊い命が奪われ、20人が重傷となった26日深夜。はじめに犠牲になられた方々やご家族の皆さんへ心から哀悼の意を表します」と書きだし、「この事件を朝早く知り、『悲しみ』と『怒り』と『なぜ』という気持ちでいっぱいでした」と事件の一報に触れた際の思いをつづった。

 そして、逮捕された植松聖容疑者(26)が、今年2月に衆院議長に宛てた手紙で「障害者は不幸を作ることしかできません」と訴えたことに触れ、「耳に障がいを持つ息子とともにいる母として伝えたいことがあります。重複障がい者のご家族の方、また難病とともに生きるご家族の皆さんのご苦労は大変なものだと思います。(中略)生活への不安、社会への不安、、、、様々なことと向き合っていかなければいけない現実があるのです。いくら我が子が可愛くても心は疲れていくものです。そういった様々な要素が覆いかぶさった時に『死』という選択肢が浮かんでくるのです」と障害者をサポートする家族の苦悩を代弁した。

 さらに「その『不安』『心配』という心の疲れを取り除ける解決の糸口があれば、少しでも変わるのではないかと思っています。施設のセキュリティー課題も含め、国や行政が今までよりも更に議論を重ね、このようなことが二度と起きないようにしなければなりません。障がい者の方々やそのご家族、サポートする人々が安心して過ごしていける日本を創っていかなければなりません。誰しもが、事故や病気などで障がい者になる可能性もあるからです」と持論を展開。政治家を志したきっかけでもある障害者サポートの必要性を強く主張し、「母として、自分が高齢を迎えた時、我が子に対し、心置きなく天国に旅立ちたい」と母として切実な心情を吐露した。

 最後に今井氏は「障がいを持っていても不幸ではありません。幸せを作ることだってできます。なぜなら、私は息子に出会えたことが何よりも幸せだからです。息子が私に幸せを作ってくれたから」と締めくくり、障害者への偏見をやんわりと否定してみせた。

 今井氏は2004年に長男を出産。08年に出演したテレビ番組で、長男が「感音性難聴」であることを告白した。

最終更新:7月27日(水)16時32分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。