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中村勘九郎は三谷幸喜、篠田麻里子は大島優子との裏話披露、舞台「真田十勇士」会見

映画ナタリー 7月27日(水)22時12分配信

舞台「真田十勇士」の製作発表会見が本日7月27日に東京都内にて行われ、主演の中村勘九郎をはじめとするキャスト15人と、演出の堤幸彦、脚本のマキノノゾミが登壇した。

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9月11日から東京・新国立劇場ほかにて上演される本作は、2014年に初演された「真田十勇士」の再演版。武将・真田幸村に仕えたとされる家臣・真田十勇士の活躍を描くスペクタクル時代劇で、9月22日より勘九郎が主演、堤が監督を務めた映画版が全国公開される。

会見には主人公の猿飛佐助を演じる勘九郎のほかに加藤和樹、篠田麻里子、高橋光臣、村井良大、駿河太郎、荒井敦史、栗山航、望月歩、青木健、丸山敦史、石垣佑磨、山口馬木也、加藤雅也、浅野ゆう子が登壇。マイクを握った勘九郎は「自分で言うのもなんですが、初演は大好評でした。その『真田十勇士』がパワーアップして帰って参ります!」と報道陣に呼びかける。そして「再演は初演と比較されるものですが、その必要がないくらい、ものすごいことになると思います。脚本もだいたいの筋は一緒ですが、ところどころに悪い冗談が入っているのでそこも楽しみにしていただけたら」と自信をのぞかせる。

「ここでお詫びと訂正をしたい」と述べ、声のトーンを変えた勘九郎は、先日参加した阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦のファーストピッチイベントで「現在放送中の大河ドラマ『真田丸』は『真田十勇士』のパクりなのでは」と発言したことに言及。後日「真田丸」の脚本を手がけた三谷幸喜から「こっちが先。(2004年放送の)『新選組!』が終わった時点でやるって決まってたんだもん」という内容のメールが届いたことに触れ、「三谷さん本当にすみません!」と平謝りしつつ、「真田イヤーに乗っかって、大河を食う勢いで舞台と映画をやりますので、どうぞよろしくお願いいたします」とアピールした。

「この舞台が自分の最後の仕事だと思うぐらいの気持ちで乗り切りたい」と語る女忍者・火垂役の篠田は、映画版で火垂を演じた大島優子から「舞台がんばって。観に行くからね」と励ましの言葉をもらったと明かす。初演と映画では十勇士の1人である由利鎌之助を、今回の舞台では佐助の相棒である霧隠才蔵を演じる加藤和樹は「役が変わると聞いたときは驚きましたが、監督とプロデューサーの思いを受けて、自分にしかできない才蔵を演じていきたいと思います。勘九郎さんの無茶ぶりにも応じていければ」と述べ、相棒を笑顔で見つめた。

三好清海を演じた駿河は「十勇士(を演じる俳優)の中で一番年長で、今年で38になります。体が持つか心配」と自らの年齢を懸念。映画でも真田幸村に扮する加藤雅也は「ステージが大きくなったので監督からは『どんどん走ってください』と言われています。先ほど(駿河)太郎ちゃんが自分の年を嘆いていましたが、みんなも同じように年を重ねています。私も53になりました」と苦笑い。

映画では大竹しのぶが担当する淀殿役の浅野は「先ほどから38だ、53だ、年齢を嘆く方もいらっしゃいますが、この中で明らかに最高齢でございます」と切り出し、報道陣の笑いを引き出す。続けて「先ほど『戦のシーン』があると勘九郎さんから言われましたが、無理ですね。立ち回りなんかして、疲労骨折でもしたら大変です。おとなしく笑っていただけるパートだけを任せてもらって、あとはイケメンたちに守っていただく、女冥利に尽きる役どころをまっとうしたいと思います。ぜひ立ち回りはないように。どうぞよろしくお願いいたします」と語り、演出の堤の目を見て念を押す。

堤は初演について「100ある人間の能力のうち、毎日120を出し切った舞台。袖にマッサージをする方が常駐していて、立ち回りをしたらベッドに倒れこんで鍼を打ってもらうくらい壮絶な戦場でした」と振り返る。「でも人間は、慣れるという習性を持った動物。120ができたということは、130や140も目指せます。いろいろ聞いていると思いますが“大変”です。どうか覚悟のうえで臨んでください。もちろん身の安全は自分で確保してね」と続け、さらなるレベルアップを出演者に期待した。

舞台「真田十勇士」
2016年9月11日(日)~10月3日(月)東京都 新国立劇場 中劇場2016年10月8日(土)~10日(月・祝)神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場2016年10月14日(金)~23日(日)兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

最終更新:7月27日(水)22時12分

映画ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。