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【連載】Hiroのもいもいフィンランドvol.32「The 69 Eyesの人気ドラマ―Jussi69 母校にドラム寄付のため衣装などチャリティオークションに」

BARKS 7月31日(日)19時50分配信

ヘルシンキヴァンパイアことThe 69 Eyesの人気ドラマーでフィンランドのオールスターバンドThe Local Band(Alexi Laiho、Olli Herman、Archie Cruz)のドラマーとしても知られるJussi69(フィンランド語風に呼ぶとユッシクーシウシ)が彼の母校であるPohjois‐Tapiola(ポフヨイス‐タピオラ)中学校にドラムを寄付したいと、彼がオーナーの一人でもあるヘルシンキのロックバーThe Riffでチャリティオークションを開催!

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彼が中学生のころ彼の家にはドラムがなく、学校の音楽の先生が彼のドラムに対する情熱にうたれ、休憩時間に他の生徒が校庭に出ている間、特別許可で学校のドラムで練習させてくれたのだそうです。学校の音楽教室にあったドラムはいつも何かが壊れていたそうで、その時の恩返しに自分の衣装などを売り、可能な限り最高のPearlドラムを寄付したいとチャリティオークションを思いついたそうです。


会場となったThe Riffに到着したら、あれ、、、窓際にいる人、Bam Margeraに似てる。BamといえばアメリカのプロスケートボーダーでMTVの番組「Jackass」や「Viva La Bam」などでおなじみ。フィンランドのバンドThe 69 EyesやHIMのミュージックビデオの監督もしたことがあり、フィンランドのロックファンの間ではとてもよく知られる存在。

中に入ると奥にチャリティに出された昔の衣装や靴などが置かれていて、Jussi69自ら来た人たちをお出迎え。ロックファンなら手に入れたいかっこいいシャツやジャケットがたくさんありました。オークションにかける前にほしい品があったら買えたのですが、残念ながらとってもスリムなJussi69の衣装は私には小さすぎ、靴は大きすぎました。

オークションが始まるまで時間があったので、中でドリンクを飲みながら一休み。バーの壁にはギターやドラム、フィンランド人のロックフォトグラファーVille Juurikkala(ヴィッレ・ユーリッカラ)の撮った写真などが飾られていて、アーティストのサイン入りのものもあります。その時にインスタグラムを見たら、あ、やっぱりBamが来てる。一緒にいるのはHanoi Rocks等でおなじみのAndy McCoy!

バーの外にはテラスがあり、フィンランドのオークション王と言われるAki Palsanmaki(アキ・パルサンマキ)が現れ、外のテラスでオークションが行われました。最後のこのオークション用に用意されていたジャケットなどは100ユーロ前後で売れていたかな。ファンにとってはお手頃価格ではなかったかと思います。最後、中に残った品40点ほどまとめてオークションに!すると途中で自転車で通りかかった男性が、何のオークションかよくわからないまま、入札金額を言って会場がわく場面も(笑)。そしてこの40点ほどを160ユーロでゲットしたのはAndy McCoyの奥さんAngelaでした。結構有名な人たちが来ていたにもかかわらず会場パニックになることもなくほのぼのと行われました。そしてなぜBamがフィンランドにきているかというと、Andy McCoyとのプロジェクトEarth Rockerのためだそうで、アルバムと映画を製作予定だそうです。このJussi69のオークションでどれだけの資金が集まったのかはわかりませんが、新しいドラムが寄付され、将来有望なドラマーが誕生してくるといいですね。

フィンランドの学校には小学校からすでにギターからドラムまでバンドに必要な楽器がそろっていて、音楽の授業で一通り弾いてみたりするようで、息子たちの通った小学校にもバンドクラブなどがありました。フィンランドがメタル王国と言われる理由にメタルバンド数の人口比が世界一多いというのはこうやって誰でもが気軽にバンドを作れる環境も理由のひとつではないかと思います。そしてバンドをいくつか兼ねてる人もたくさんいるように思います。

今回の会場になったロックバーThe Riffの住所はヘルシンキのIso Roobertinkatu 3です。ロックファンには中を眺めるだけでも楽しいかと思います。ちなみにフィンランドでお酒が飲める年齢は18歳からなので、18歳以上の方ヘルシンキに行くことがあれば訪れてみてください。

文:Hiro
写真:Hiromi Usenius

最終更新:7月31日(日)19時50分

BARKS