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【詳細レポ】BREAKERZ、「1人1人を僕たちは誇りに思っています」

BARKS 7月27日(水)22時49分配信

BREAKERZの9周年ライヴ<SPECIAL LIVE『BREAKERZ IX』Supported by ミサワホーム>が7月23日に豊洲PITで開催された。約1年ぶりの東京でのワンマンとなったライヴにはキッズから大人まで幅広い年代の3,000人のファンがBREAKERZの記念すべき日を祝福するために集まった。

◆BREAKERZ 画像

ステージが暗転し、ブルーの光にステージが照らされると大歓声。AKIHIDE、SHINPEIが姿を現し、最後にDAIGOがダンサーとともにステージに登場、オープニングはいきなりライヴのキラーチューン「REAL LOVE 2010」だ。センターのランウェイのDAIGO、上手、下手のAKIHIDE、SHINPEIの立ち位置に仕込まれたリフトがどんどんせり上がっていく派手な演出に場内も大興奮。そしてもちろん、DAIGOがAKIHIDEの首の鎖を引き寄せ、キスする演出も。アニバーサリーにふさわしい度肝を抜く幕開けから3人がアグレッシヴにステージを動きまわる「FAKE LOVE」、「Everlasting Luv」へと前半からエンジン全開のステージが繰り広げられた。SHINPEIのパワフルで小気味いソロからAKIHIDEのテクニカルに聴かせるソロへと2人のギタリストがBREAKERZサウンドにエッジと華を添え、フロントマンにふさわしい吸引力を持ったDAIGOのヴォーカルが場内をひっぱっていく。無数に上がる場内の拳。女性ファンに負けじと男性ファンの声も飛ぶ。

「BREAKERZ9周年ライヴにようこそ! 久しぶりのBREAKERZ、みんな、会いたかったですか? 俺たちもみんなにめっちゃ会いたかったです。BREAKERZ、ついに9周年を迎えることができました。応援してくれているみんなのおかげで9年も続けることができて、このあと順調に行けば10年を迎える予定ですけど(笑)。人間でいうと9歳で小学3年生。ロックバンドにはたくさん大先輩がいますからね。僕たち、1年1年の積み重ねでこうやってアニバーサリーライヴを迎えることができたと思ってます。今日は祭りだと思ってます。この夏をさらに熱くするそんな1日にしたいと思ってます。一緒に暴れてくれますか!?」──DAIGO

そんなDAIGOの煽りとともに投下されたのは、この季節にピッタリの熱いナンバー「灼熱」だ。BREAKERZの想いに応えるようにみんな、全力でぶんぶんタオルを振り回し、「BAMBINO ~バンビーノ~」では赤いドレスを身にまとったダンサーが妖艶に踊り、その情熱的なアクトにハンドクラップで盛り上がる。憂いを帯びたメロディとサポートベーシストMatsuのプレイがフィーチャーされたエッジーな演奏が同居する「EMILY」ではDAIGOがランウェイで愛しても届かない狂おしい想いを全身で表現し、ドラマティックなパフォーマンスを披露。うってかわって開放感たっぷりの「絶対! I LOVE YOU」では踊り出すファンも続出し、メンバーからも笑顔がこぼれた。ライヴでおなじみのナンバーが次々に披露されるセットリストも演出もアニバーサリー感満載である。

「ホントに最高のライヴになってます。ありがとう!」と感謝の想いを伝えたDAIGO。「BREAKERZデビューの2007年からずっと応援してる人どれぐらいいらっしゃいますか?」と問いかけ、上がった手の数に「そもそも2007年の時点でBREAKERZを知ってることがすごいよね」と笑顔。その後も2008年から2016年まで順を追って聞いていき、2008年からファンになった人の数の多さに「CMDが上がってきた頃だからね。あ、知名度ね」とDAI語で場内を沸かせた。「いろんな時代にファンになってくれたみんながいることは僕たちにとっても励みになります。BREAKERZとして1日1日を積み重ねてみんなとここで会えていることをこの曲のみんなへの想いとして届けたいと思います」。そんな言葉のあとで「世界は踊る」という曲名が告げられると大歓声が。AKIHIDEとSHINPEIのアルペジオが絡み合うミドルバラードが染み込むように響き、“今日君といれることを何よりも大切にしよう”という歌詞がまさにこの瞬間とシンクロした。続く「B.R.Z~明日への架橋~」ではシンガロングが響きわたった。

「みんなで一緒に歌うことができてホントに胸が温かくなりました。この曲は僕たちの2007年の『CRASH&BUILD』というアルバムに収録されていて、オリコン週間チャート300位(笑)。BREAKERZをゼロから組んで、頑張っていこうという曲なので、一緒に歌えて嬉しかったです」──DAIGO

感慨深げに語ったDAIGOが「バンドならではのマジックが集約されている大好きな曲」とアニメ『名探偵コナン』のテーマ曲に起用された「Miss Mistery」を披露し、BREAKERZのポジティブで熱いメッセージがダイレクトに伝わってくるアッパーチューン「CLIMBER×CLIMBER」へ。そしてチアリーダーに扮したダンサーたちがボンボンを持って登場する「スマイル100%」では3人がヴォーカルをとり、お祭りモード全開だ。久々に演奏された「BUZZER BEATER」ではSHINPEIが「みんなの声を聞かせてください!」とシャウトし、AKIHIDEがランウェイでソロを響かせたほか、曲の途中ではBREAKERZをサポートしてきたリズム隊“M&M”でおなじみのMAKOTO(Dr)とMatsu(B)を含む楽器陣がソロプレイを披露するメンバー紹介も。SHINPEIから紹介されたDAIGOはサイン入りボールを客席に投げ入れ、オーディエンスとのコール&レスポンスを楽しんだ。

「今日は初めて豊洲PITでやらせてもらったんですけど、みんなと最高の思い出を作ることができてホントに嬉しく思います。一夜限りのライブで僕たちとしても気合い入ってるんですけど、グッズもすごい気合い入ってるので」とBREAKERZ恒例のグッズ紹介のコーナーでも盛り上げる。ひとしきり楽しませた後は「みんなまだ元気残ってるか? ここから思いきり暴れ倒そうぜ!」とDAIGOが煽り、ヘヴィチューン「YAIBA」から始まる終盤戦に突入。BREAKERZ再始動第一弾シングルとなった「WE GO」ではじけ、ライヴに欠かせない「NO SEX NO LIFE」でその熱をさらに上昇。本編ラストはDAIGOのシャウトが迫力満点、AKIHIDEとSHINPEIの青い炎と赤い炎のようなギターが炸裂した「DESTROY CRASHER」で炸裂のエンディングを迎えた。

アンコールはBREAKERZの生誕を祝ってハッピーバースディをオーディエンスが大合唱し、巨大なケーキがステージに運ばれた。このサプライズにBREAKERZのメンバーもビックリ。カメラで写真を撮り、「せっかくだからみんなで吹こうか」と3人仲良く並んでキャンドルの火を吹き消して、「せっかくだから、3人でいっせいに食べよう」となぜか背中を向けてケーキを食べて振り向くとみんなの顔にはクリームの痕跡が。サプライズにサプライズで返すユーモアもいかにもBREAKERZらしく、アンコールは「オーバーライト」からスタート。改めて3人が9周年の想いを熱く語った。

「1曲1曲を噛み締めながら楽しませていただきました。9年経ちましたけど、すごく特別なバンドだと思ってるんですよ。BREAKERZのバンド名には“限界をぶっ壊す”という意味があって。9年経っていろんな壁をぶっ壊してきた今、特別な3人が集まっていると思ってるんです。僕から見て2人はどんどん、眩しくなっていって、それは嬉しくもあり、俺も頑張らなきゃって刺激になって。筋肉はもちろん鍛えてますけど、もっと心も頭も鍛えないといけないと思いました。今日はホントに貴重な1日ですけど、この日のために残り364日頑張るぐらいの気持ちでこれからも先もずっと生きていきたいと思います!」──SHINPEI

「9周年ということで振り返ってみたんですが、10代から音楽でご飯を食べていこうという夢を持っていたけれど、なかなかうまく花咲くことがなく、音楽で食べていく夢は諦めようかなと思っていたときに2人がBREAKERZに誘ってくれて。第2の音楽人生が始まって、9歳を迎えられたのかなと思います。みなさんのおかげです。どうもありがとう。これからもBREAKERZと一緒に歩み続けましょう」──AKIHIDE

「今も志が同じメンバーとバンドをやれていること、みんなに感謝します。9年やってきましたけど、いちばん好きな場所は19歳の頃からこのステージです。何よりBREAKERZのDAIGOとしてここで歌うことができてるこの瞬間が大好きです。そして聴きにきてくれるみんな1人1人を僕たちは誇りに思ってます。来年は10周年です。とことんBREAKERZぶちかましていこうと思ってますから、ずっとずっと俺たちについてきてください」──DAIGO

心からの感謝とともに送られたのはBREAKERZとファンを繋ぐアンセム「WE ARE」だった。メンバーがステージを去っても鳴り止まぬアンコールに応え、DAIGOはBREAKERZをもっと世の中に知らしめると力強く宣言! 「この夏、思いきり熱くなろうぜ!」と代表曲のひとつ「SUMMER PARTY」を最後に届けた。台の上に3人が並んで挨拶しようとするものの、場内からは盛大な「もう1回」コールが。「もう1回やっちゃおうか」とみんなで話し合い、DAIGOの「俺たちは10周年がゴールじゃないから。20年、30年やっていくために気合い入れていきたいと思います!」という頼もしい言葉とともに最後の最後に完全燃焼の激しさで「Destruction」が投下された。

終演後のスクリーンに「緊急告知」の映像が映し出され、再び、大歓声が上がった。一番目の発表は2016年12月に福岡、札幌の2箇所でファンクラブイベントを開催すること。二番目の発表は10周年を迎える2017年に10組のアーティストとジャンルを超えた2マンライヴ<BREAKERZ10周年10番勝負-VS->が開催されるという告知、そして三番目の発表は2017年1月に新曲がリリースされるということだった。感謝の想いとともに決意が表明されたこの日のライヴは9周年記念ライヴであると同時に10周年に向かう出発点。BREAKERZの夏はまだまだこれからだ。

取材・文◎山本弘子

■<SPECIAL LIVE『BREAKERZ IX』Supported by ミサワホーム>2016年7月23日@
豊洲PITセットリスト
1.REAL LOVE 2010
2.FAKE LOVE
3.Everlasting Luv
4.灼熱
5.BAMBINO ~バンビーノ~
6.EMILY
7.絶対! I LOVE YOU
8.世界は踊る
9.B.R.Z ~明日への架橋~
10.Miss Mystery
11.CLIMBER×CLIMBER
12.スマイル100%
13.BUZZER BEATER
14.YAIBA
15.WE GO
16.NO SEX NO LIFE
17.DESTROY CRASHER
encore
en1.オーバーライト
en2.WE ARE
en3.SUMMER PARTY
en4.Destruction

■<BREAKERZ 10周年10番勝負 -VS->
全10公演/2017年開催
※10アーティストとの2マンイベント
※詳細は後日発表。

■10周年スペシャル企画<BREAKERZオフィシャルファンクラブイベント>
2016年12月03日(土)福岡・DRUM LOGOS
2016年12月17日(土)北海道・Zepp Sapporo

最終更新:7月27日(水)22時49分

BARKS