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生きた虫捕りに“GO” 本物の魅力紹介 /市川

千葉日報オンライン 7/27(水) 18:50配信

 千葉県市川市内の図書館で26日、子どもたちが本物のカブトムシやクワガタなどに触れるイベントが開かれた。日本には生息しないカラフルな体を持つニジイロクワガタなど珍しい昆虫も登場し、人気を集めた。講師役の学芸員は、爆発的人気ゲームを意識し、キャラクターより生きた昆虫を捕まえてと呼び掛けた。

 この日、市立信篤図書館に集められたのは、市内でも豊かな自然が残る大町地区で採集されたカブトムシやオニヤンマのほか、都市部では珍しいナナフシ、突然変異で目がピンク色になった“激レア”のカブトムシなど14種類。子どもたちは昆虫を飼育している市立市川自然博物館の学芸員の説明を聞ききながら、実際に昆虫をつかんで観察したり、昆虫図鑑の中の虫と比べたりしていた。

 日常生活で生きた昆虫に触れる機会が少なく、恐る恐る手を伸ばす子も。小林悠太郎君(6)は「初めて見る虫がいっぱい。アゲハチョウの幼虫が葉っぱを食べているところが面白い」と目がくぎ付け。母親の万里子さん(40)は「息子は昆虫に興味はあるけど、まだ触れない。きっかけになればいい」と話した。

 自然博物館の金子謙一学芸員は「最近は昆虫採集を疑似体験できるゲームがあり、知識はあるが本物の虫はつかめない子どもが多い」と指摘。人気のスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」を念頭に「街に出て捕まえる楽しさは一緒。ゲームではなく、生きた昆虫を見て触る機会を子どもたちにつくってあげたい」と語った。

最終更新:7/27(水) 18:50

千葉日報オンライン