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小泉進次郎氏が佐賀の農業視察

佐賀新聞 7月27日(水)11時5分配信

 自民党の小泉進次郎農林部会長は26日、佐賀市を訪れ、農家の生産現場やJAさが関連子会社の育苗施設や野菜加工工場を視察した。若手農家らは収量や品質の向上に向けた生産技術を説明、JAグループ佐賀幹部は「自己改革」の取り組みをアピールしたが、小泉氏は「生産コスト削減の責任を負う全農の改革が今後の本丸になる」とさらなる農協改革の必要性を強調し、「改革」の考え方の違いが鮮明となった。

 小泉氏は農薬や生産資材が地域農協によって価格差がある事例などを挙げ、JAグループで商社機能を持つ「全農」批判を繰り広げている。全農会長を務める中野吉實JA佐賀中央会会長が農業の現場を見てほしいと視察を呼び掛けた。

 小泉氏はキュウリ、トマトの施設園芸や米麦大豆、肉用牛肥育の生産現場で農家と意見交換した。若手生産者が「次の代もその次も安心して農業ができるようにお願いしたい」と要望すると、「稼げる農業にしていかないと。一緒にやりましょう」と協力を求めた。

 中野会長は取材に「佐賀の頑張っている農家たちと交流していただき、いい機会になった」と述べた。その上で「全農は今まさに事業改革に取り組んでおり、改革に消極的というわけではない。説明が足りなければ、改めて説明の場を持たせてもらいたい」と自己改革への理解を求める考えを示した。

最終更新:7月27日(水)11時5分

佐賀新聞