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夏休みの宿題、読書感想文。どんな本が書きやすい? 失敗しない本選びとは?

ベネッセ 教育情報サイト 7月27日(水)14時0分配信

おもしろい本に出合うと、誰かに紹介したり、自分の感想を伝えたりしたくなるものです。それを文章によって行うのが読書感想文と言えます。ですから、「紹介したい」「感想を伝えたい」と思えるような本に出合うことが、読書感想文の第一歩となります。国語専科教室を主宰する工藤順一先生に読書感想文における本選びのポイントを聞きました。

迷ったら、「名作」を選ぼう

読書好きの子どもでしたら、自分の好みの本をわかっていますから任せてもよいのですが、普段、読み慣れていない子どもが自力でおもしろいと思える一冊を探すのは難しいかもしれません。課題図書がありますが、必ずしも皆がおもしろいと感じる本とは限りませんから、内容を確認せずに決めてしまうのは避けてください。それよりも、世代を超えて名作・古典と呼ばれる本を選ぶのが良い本に出合う最短ルートです。昔から読み継がれるのにはそれだけの理由がありますし、保護者自身が子どもの頃に感動した本をすすめれば、「お母さんが好きだった本を読んでみたい」という気持ちにもなるでしょう。

特に低学年は、自分で決めるのがまだ難しいため、子どもの意見を聞きながら、保護者が選んであげていいと思います。また、読み慣れていない子どもは、一冊を読み終えるだけでひと苦労ですから、なるべく薄い本を選びましょう。

ジャンルは何でもOK! 絵本や写真集もおすすめ

読書感想文の本は、物語を選ばないといけないと思っているかたもいますが、特別な指定がない限り、ジャンルは何でもよいと考えてください。ノンフィクションや伝記でもいいですし、文字をたくさん読むのが苦手なら、絵本や写真集でもいいのです。

例えば、私が中学年におすすめしている絵本『アンジュール-ある犬の物語』は文字がなく、絵を追ってストーリーを読み取っていく物語です。読むのに想像力を要するため、逆に難しい面もありますが、とても心を打たれる物語ですし、文字がないからこそ、自分の言葉で感想文をつづることができるでしょう。

このように「どの本でもよい」と考えると、選択の幅が広がって、おもしろいと思える本に出合える確率は高まります。

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最終更新:7月27日(水)14時21分

ベネッセ 教育情報サイト