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<高校野球>聖望の主砲・大野が圧巻 決勝へ「骨折ってでも勝つ」/埼玉大会準決勝

埼玉新聞 7月27日(水)6時30分配信

 中盤に突き放した聖望学園が反撃をかわした。聖望学園は一回、大野の右越え2ランで逆転。四回は1死二塁から敵失で一、三塁と好機を広げ、松元の投前へのスクイズが大宮東・菅原の失策を誘い3点目。さらに1死満塁から大野の中前打に敵失が絡んで3点を追加した。大宮東は六、九回に2点ずつを返して1点差まで迫ったものの、3失策が絡んだ四回の4失点が痛すぎた。

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■2安打4打点、1回に圧巻の2ラン

 これぞ主砲の働きだ。聖望学園の大野が2安打4打点と精彩を放った。圧巻は一回の2ラン。2死一塁で大宮東の先発長沢が投じた126キロの内寄りの直球を右翼席に突き刺した。打った瞬間にそれと分かる当たりに、右翼手は見上げるしかなかった。

 「ランナーが一塁にいたので、長打が欲しかった」と外野手の頭を越す打球をイメージして打席に入った。相手投手の球筋を見極め、シュート気味に入ってきた直球を思い切り振り抜いた。

 四回1死満塁では外角の直球を中前にはじき返すと敵失も絡み、3人を本塁に迎え入れた。「ヒット1本で打点を意識した」と状況に応じたバットコントロールができている。

 今大会3本塁打。打率は驚異の5割2分9厘。身長175センチ、体重83キロ。高校入学後約10キロウエートが増した。厚い胸板とがっしりとした下半身は打席での威圧感十分だ。

 決勝では埼玉を代表する左腕高橋昂と相対する。帽子のつばには太々と「甲子園」の文字。好打者ぞろいの聖望で4番を担う大野は「骨を折ってでも勝ちにこだわる」と闘志を燃やしていた。

最終更新:7月27日(水)7時24分

埼玉新聞

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