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ポケモンGO、歩きスマホはNO 岡山で観光地など注意や禁止の動き

山陽新聞デジタル 7月27日(水)11時20分配信

 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を巡り、トラブルや事故の懸念があるとして、岡山県内の観光地や美術館、病院などで「歩きスマホ」への注意を促したり、利用を禁じたりする動きが目立っている。“様子見”の施設も少なくないが、状況次第ではさらに取り組みが広がる可能性もある。

 高梁市と市教委は25日、備中松山城(同市内山下)の登山道10カ所に「歩きスマホは危険です!」と書いた看板を設置した。

 城周辺では、大手門跡や石碑など数カ所がゲームのアイテムを入手できる場所に指定されているほか、城内には捕まえたポケモンを戦わせるスポットが2カ所ある。登山道には狭い箇所や崖もあるため、看板により事故の防止を図る。

 「ゲームを禁止しているのではない。安全に気をつけて楽しんでほしい」と市産業観光課の倉橋重昭主事。

 岡山県立美術館(岡山市北区天神町)では23日から、受付横と地下展示室入り口、駐車場の3カ所に館内での歩きスマホ禁止とゲーム目的での入館自粛を訴える張り紙や掲示をしている。同館周辺でスマホ画面を見ながら行き来する親子連れらが見られ、「今のところ館内でゲームをするといったトラブルはないが、注意を喚起したい」(長森定好副館長)という。

 病院でも、岡山大病院(同鹿田町)や光生病院(同厚生町)が、「院内でのポケモンGOは禁止」と記したちらしを配信が始まった22日から張り出すなどしている。

 一方、岡山市の後楽園は週末の23、24日にゲーム目当てとみられる入園者が各70人ほどいたといい「ゲーム目的であれ来園は歓迎」。夜間に大勢のゲーム利用者が集まるという県総合グラウンド(同いずみ町)も「特に対応は考えていない」とする。

 ただ、「ゲーム目的の人が押し寄せ、一般利用者へ迷惑がかかるようなら対応を検討したい」(岡山市立中央図書館)といった声もあり、ポケモンGOの利用を巡って注意を促す動きが施設の間でどこまで広がるかは見通せない状況だ。

最終更新:7月27日(水)11時20分

山陽新聞デジタル