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新日鉄住金エンジ、環境省の「潮流発電実用化事業」に参画

鉄鋼新聞 7月27日(水)6時0分配信

 新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は26日、環境省の「2016年度潮流発電技術実用化推進事業」にコンソーシアムメンバーとして参画すると発表した。海洋鋼構造物の知見を生かした基礎構造物の設計・製作・施工と、フランスで製作した発電機の輸送・据え付けおよび精緻な潮流予測に基づく発電量予測手法の開発など多岐にわたるエンジニアリング業務を担う。

 コンソーシアムは同社のほか九電みらいエナジー、長崎海洋産業クラスター形成推進協議会、オープンハイドロ・テクノロジー・ジャパンで構成。潮流発電分野で先行する欧州製の発電機1基を利用し、国内初となる商用スケールの大規模な発電量の潮流発電の実証を長崎県五島市沖で行う。
 発電規模は2メガワットで単機当たりでは世界最大級となる。予算規模は今年度9億円を上限とする。
 実証期間は今年度から19年度まで。今年度は各種調査および設計および発電機の部材、部品調達を開始。17年度に発電機、ケーブル、基礎構造物を製作する。18年度はケーブル工事、発電機を欧州から輸送、設置準備を行い、19年度に発電機を設置して実証運転を開始。その後の回収までを行う。
 発電機はオープンハイドロ・テクノロジー・ジャパンが製作し、直径16メートル、高さ27メートル、重量1200トンのセンターオープン方式海底設置型。1分当たり10~16回転する。

最終更新:7月27日(水)6時0分

鉄鋼新聞