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文科省・国交省協力の古都ツアーとは? 京都の観光が抱える課題

乗りものニュース 7/27(水) 12:00配信

補助金で単に安くするのではなく

 文部科学省と国土交通省の協力によるツアーがあります。

 京都と奈良で、大人と子どもが一緒になって日本の歴史や文化へ理解を深められるというJR東海ツアーズの「親子で行く修学旅行」というツアーは、「文化庁文化芸術振興費補助金(文化遺産を活かした地域活性化事業)」を受けたもの。JR東海が国から協力を要請され2013年より開始したもので、2016年6月までに53回実施され、約2900人が参加しています(親子でなくとも、祖父母と孫といった構成でも参加できる)。

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 国からの補助金がある旅といえば、最近では2016年4月に発生した「熊本地震」からの観光復興を目的に、九州への旅行を最大7割引にする「九州ふっこう割」が話題になっていますが、「親子で行く修学旅行」は形が異なるものです。

 JR東海によると、補助金は「『特別授業(体験)』を充実させること」に使っているそうで、通常は非公開の場所に入れる、関係者によるガイドを受けられるなど、普通に観光したのではできない体験が可能で、単に販売価格が安いのではなく、「補助金を活用し値段のわりに充実した内容にしている」のがポイントとのこと。京都市産業観光局の牧山さんは「このツアーは参加者の満足率が非常に高く、リピーターも少なくない」といいます。

『真田丸』関連も 「特別授業」の「特別」な内容とは?

 この「親子で行く修学旅行」のうち、京都のものは「戦国編」と「幕末編」の2プランに別れており、そこで体験できる「特別授業」の一例は次のようなものです。

 1202(建仁2)年に将軍・源 頼家が寺域を寄進し建立された京都最古の禅寺で、戦国時代に毛利氏の外交僧として織田信長、豊臣秀吉との調停に尽力した安国寺恵瓊(あんこくじえけい)ゆかりの建仁寺(京都市東山区)では、「朝の特別貸切公開」として安国寺恵瓊にまつわる話を僧侶から聞けるほか、俵屋宗達による国宝「風神雷神図」(レプリカ)や、建仁寺の創建800年を記念して製作された「双龍図」など寺内の案内が行われます。

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最終更新:7/27(水) 22:19

乗りものニュース

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