ここから本文です

高浜原発差し止め処分一時停止を 関西電力が大阪高裁に申し立て

福井新聞ONLINE 7月27日(水)17時30分配信

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた大津地裁仮処分決定を巡り、決定の取り消しを求めて大阪高裁に抗告した関電は26日、一時的に仮処分効力を止める執行停止を同高裁に申し立てた。

 執行停止が認められた場合、抗告審の結果が出るまでの間、高浜2基は法的に運転できるようになる。認められなければ運転できない状態が続く。関電は同地裁での異議審でも執行停止を申し立てたが退けられた。

 仮処分を巡っては、同地裁は3月9日、滋賀県の住民の申し立てを認め、実際に運転している原発としては全国初となる運転差し止め決定を出した。関電は異議を同地裁に申し立てたが、今月12日に退けられ、同14日に同高裁に抗告した。

 関電は26日、抗告審における主張書面4通(計約510ページ)も提出した。今年6月に原子力規制委員会がまとめた資料を用い、新規制基準の策定過程や規制の強化内容を説明するなどしている。また、審理は山下郁夫裁判長が担当するとした。

福井新聞社

最終更新:7月27日(水)17時30分

福井新聞ONLINE