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福山に新特産「じゃこのうま煮」 研究会が走島産ちりめんで商品化

山陽新聞デジタル 7月27日(水)20時53分配信

 福山市の食品関連業者でつくる備後特産品研究会は、走島産のちりめん(カタクチイワシの稚魚)を使ったつくだ煮風の加工食品「じゃこのうま煮」を商品化した。高級感のある地元の特産品として売り出そうと、味付けやパッケージなどを工夫。7月から地元の道の駅などで取り扱っている。

 中島基晴会長(49)は「走島のじゃこは大量に取れるわけではないが、その希少性が付加価値になる。将来的には(市などが進めている)福山ブランドの認定も目指したい」としている。

 じゃこのうま煮(60グラム)は、イカナゴのくぎ煮をヒントにした。走島漁協が水揚げしたちりめんを仕入れ、砂糖やしょうゆ、みりんなどで甘辛く煮て、ごまを加えている。じゃこが硬くなり過ぎて食べにくくならないよう適度な食感にしたのが特徴。荒波をあしらったレトロ調の包装が高級感を醸す。

 研究会は2015年秋、走島産じゃこのおいしさを広めようと商品化を企画。11月に市内、16年3月に東京で試食会をしたところ、「酒のつまみに合う」「瀬戸内土産に良い」といった意見が寄せられた。販路開拓も見込めることから市販化を決めた。

 水産加工業の桑田商店(南松永町)が製造し、中島会長が社長を務めるぬまくま夢工房(御船町)が1袋600円(税込み)で販売中。道の駅アリストぬまくま(沼隈町常石)などでも取り扱っている。今後はJR福山駅の土産物店や首都圏でも展開したい考え。

 問い合わせは、ぬまくま夢工房(084―922―4870)。

最終更新:7月27日(水)20時53分

山陽新聞デジタル