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【ブラジル】短期賃貸物件が昨年から倍増 モーテル、ホステルも人気=リオ五輪

サンパウロ新聞 7月27日(水)0時33分配信

 リオ2016組織委員会と正式提携している宿泊施設提供サイト「Airbnb」によると、リオ五輪・パラリンピック期間中の賃貸物件提供数は1年前から倍増し、予約数は5万5000件以上に達しているという。アジェンシア・ブラジルが21日付で報じている。

 五輪とパラリンピック開催中に副収入を得ようと、多くのリオ市住民が観光客向けに自宅を賃貸している。
 1件の平均1泊料金は578レアルで、3人で利用した場合、1人当たりの宿泊費用は1泊約193レアルとなる。

 平均6泊となっている宿泊の予約を受け付けた宿泊場所は、市内の54区にわたっており、特にコパカバーナやイパネマ、バーラ・デ・チジュカ、レブロン、ボタフォゴ等の人気が高いという。中心的な観光地区から少し離れたメイエルやデル・カスチーリョ、マレシャル・エルメスといったところでも予約があるという。

 ブラジルにおけるAirbnbの代表、トリスタン氏によれば、リオ市内の貸し手の昨年の平均収入は6700レアルで、賃貸料や宿泊客の支出を考慮すると5億3000万レアルの経済効果を市にもたらしたという。同サイトで3万8000件の物件が紹介されているリオ市は、同サイト上ではニューヨーク、ロンドン、パリに次ぐ4番目に大きな市場となっている。同社によると、五輪を観戦するために予約した顧客の51%は外国人で、北米やアルゼンチン、英国、フランス、オーストラリアなど110カ国以上に及ぶという。

 コパカバーナの2部屋付きアパートの場合、一泊の平均賃貸料は1100レアルで、年越し期間の水準。五輪の中心となるバーラ・ダ・チジュカ地区では、年越し時期の795レアルを上回り1000レアル程度になっているという。

◆ホステルやモーテル

 五輪・パラリンピック観戦で訪れる人たちにとっては、モーテルも宿泊場所の選択肢となっているようだ。競技が行われる会場に近いモーテルは、ほとんど全てが満室だという。

 業界では、この期間のモーテルの宿泊率が、40~50%増加する事を期待している。また、ファベーラ(貧困層居住地区)のホステルも、手頃な値段ゆえに人気が高いという。

 リオ・デ・ジャネイロ州朝食・ベッド・ホステル協会(Accarj)によると、五輪に向けたリオ市内でのホステルの予約率は、84.7%になるだろうと予想している。そのほとんど(70%)は外国人旅行客達だという。同協会は48軒のホステルが会員となっており、1泊の料金は40~170レアル程度となっている。

サンパウロ新聞

最終更新:7月27日(水)0時33分

サンパウロ新聞