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【ブラジル】各地で「不審物」通報相次ぐ 軍警が爆破処理も

サンパウロ新聞 7月27日(水)0時40分配信

 ブラジリア連邦直轄区の軍警察は24日、路上に置かれているカサンバ(廃棄物収集用の金属製の箱)の中にある男がスーツケースを投げ込んで立ち去ったとの通報を受けて、そのスーツケースを爆破処理した。

 同日付伯メディアによれば、現場は1958年にブラジリアで初めて石積みによって建立され、現在は観光スポットの一つにもなっているノッサ・セニョーラ・デ・ファーチマ教会の近く。通報を受けた軍警察は午前10時頃から、爆発物の疑いのあるこのスーツケースの処理作戦を開始、付近の150平方メートルを封鎖した。軍警はエックス線による検査で中身が爆発物でないことを確認したが、最終的に爆破処理した。軍警官らによると、スーツケースに入っていたのは数冊の本と何枚かのCDだけだった。

 この騒ぎの少し後、軍警の爆発物処理班は、プレジデンテ・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港の立ち入り制限区域内に2台の不審な車が駐車されているとの通報を受けて現場に臨場、爆発物を捜索した。調べの結果、2台の車は空港ターミナルの従業員のものであることが分かった。

 この日曜日には、サンパウロ市内でも爆弾騒ぎがあった。サンパウロ州軍警察の爆弾処理班と消防隊は同日正午近くに、同市内中心部に位置する地下鉄・近郊都市鉄道のルス駅に爆発物である疑いのある物があるとの通報受けて出動、付近を封鎖して不審物の処理に当たった。調べの結果、シリンダー状の不審物は中が空洞で、爆発物ではないことが確認された。

 また、前日の23日には、サンパウロ市に隣接するサンベルナルド・ド・カンポ市内アンシエンテ公園内の体育館の前で、爆発物の疑いがある不審な包みが発見され、軍警爆弾処理班が出動。同市市役所によると、軍警は、乾電池や電線を含むこの不審物を爆破処理した。軍警は同日午後、この不審物は爆発物ではなかったと発表した。

 不審物が発見された現場はリオ五輪の聖火リレーのコースに当たり、同日午後、聖火が通ることになっていた。市役所は騒動後、同市警備隊が付近の捜索、警備を行う、聖火リレーのコースを変更する理由はない、と発表した。

サンパウロ新聞

最終更新:7月27日(水)0時40分

サンパウロ新聞