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死を描く大ヒット絵本の初企画展、大阪・梅田で開催

Lmaga.jp 7月27日(水)14時6分配信

ママが亡くなってしまうという異例の絵本『ママがおばけになっちゃった!』の初原画展が「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で7月27日からスタート。同日に開催された内覧会では作家・のぶみさんが訪れて、そのヒットの背景を語った。

抱きつきたくなる、巨大ママおばけ

発売から約1年間で50万部以上を突破した大ヒット作。「紀伊國屋書店 梅田本店」が日本一の売り上げを記録し、関西から火が付いたという背景があり、初めての企画展は関西が選ばれたとのこと。「この本は半分笑えて、半分泣けて、そういうスタイルが関西の方に喜んでもらえたんではないかと。5分で笑って泣けてという絵本を目指して、1,000回読み聞かせを行い、その度に書き直してきて完成したのがこの作品です」と語った作家・のぶみさん。ちなみに、続編となる『さよなら ママがおばけになっちゃった』は倍おもしろくて、倍泣けるように2,000回読み聞かせては書き直したそうだ。

とはいえ、子どもに読む絵本としては衝撃的だった「死」という題材には批判的な意見が多かったことも。実際に同じ境遇の子どもに出会った時に「ママが見守ってくれている」という気持ちになれたという感想を受けて、「内容に自信を持つことができました。だれにもママはいるし、みんな死ぬ。そこで、ママは子どもたちをもっと見守ってあげたい、そして、子どももママを大切にしたいという気持ちを、この絵本を通じて抱いていただければと思っています」。

実は、今回の企画展では原画は少なく、子どもサイズの大きな迷路、ギュッと抱きしめたくなる巨大ママおばけ、自分で作って楽しめる工作エリアなど、遊べるエリアが中心となっている。「企画担当者からも最初は驚かれたのですけれども、子どもに原画を見せてもそんなに反応はないのかな、と考えて、思いっきり遊べる空間を目指しました。その間に、お母さんが原画やインタビュー映像をゆっくり楽しんでもらえたら」と、テーマパークのような内容になっている。期間は8月8日まで、料金は600円、3歳~小学生500円、3歳未満無料。

最終更新:7月27日(水)14時6分

Lmaga.jp