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THAAD配備の星州郡民、セヌリ党に別れ告げる葬儀パフォーマンス

ハンギョレ新聞 7月27日(水)19時23分配信

セヌリ党指導部が星州訪問 住民「朴大統領の星州訪問を提案してほしい」 国防部には「評価基準をなぜ公開しない」と叱咤 セヌリ党院内代表「共感ないTHAAD推進は難しい」と懐柔

 「私たちの心の中では朴槿恵(パククネ)は死んだ」、「サード(THAAD)の代案があるのかって?朴槿恵弾劾が代案だ!」、「裏切りのアイコン、ケ(犬)ヌリダン!(犬+セヌリ党)のトップは朴槿恵!」。26日午前、慶尚北道の星州(ソンジュ)を訪問したセヌリ党の国会指導部を迎えたのは、あからさまな朴槿恵大統領批判の横断幕だった。政府が高高度防衛ミサイル、THAADの星州配備を13日発表した直後には見られなかった過激なスローガンだ。「朴大統領は下野せよ」という表現も目についた。

 チョン・ジンソク院内代表(党国会対策委員長に該当)らセヌリ党指導部の訪問に合わせ、星州住民400人余りは星州郡庁前で「セヌリ党に別れを告げる」意味でセヌリ党の葬儀パフォーマンスを準備した。喪服を着た住民が葬儀用の喪輿(サンヨ)を担ぎ、「平和な星州の地にサードが配備されたら、出て行くさ、星州民心は出ていく」と歌った。チョン院内代表一行が郡民を避け通用口から入ろうとすると、住民らが「やましくないなら正門から入れ」と抗議すると、正門に向きを戻した。「THAAD配備撤回星州闘争委員会」が慶尚南道の星州郡庁の前庭に設置したセヌリ党離党申込書の受付先では、現在まで1000人余りが離党届を出している。

 チョン院内代表、キム・グァンリム政策委議長、キム・ドウプ院内首席副代表、キム・ミョンヨン、キム・チョンジェ院内スポークスマン、イ・チョルウ、イ・ワンヨン議員、ペク・スンジュ議員(慶尚北道党委員長代行)、ファン・ヒジョン国防部企画調整室長、オ・ギュン国務調整室1次長、キム・グァンヨン慶尚北道知事、キム・ハンゴン星州郡守一行は郡庁の大会議室で住民200人余りと懇談会を持った。ある住民は「13日に国防部に抗議の訪問に行った際にハン・ミング国防部長官がTHAAD配備地域の評価基準を提出すると言ったが、まだ公開していない。グアムのTHAAD配備の報告書はインターネットでも閲覧が可能だ」と公開を要求した。ファン・ヒジョン国防部企画調整室長が「私は実務者で権限がないため、長官に報告する」と答えると、住民らは興奮して「長官が公開しろと言ったんだ!」、「(権限もないくせに)なにをしにここに来た!」と激しく抗議した。

 チョン院内代表は憤慨した住民らを宥めるので精いっぱいだった。チョン院内代表は「政府も無条件に星州郡民に犠牲を強いることはできない」、「星州郡民の立会いの下で科学的検証過程を経ねばならない。星州郡民との共感を得ずにTHAAD配備が実現するのは非常に難しくはないか」と話した。そして「この問題を最終的に解決するために対話協議体が構成されることを丁重に要請する」と強調した。住民らがTHAAD聴聞会の開催を要求すると、チョン院内代表は「聴聞会以上のものでも措置が必要ならできない理由はない」と答えた。住民らは「朴槿恵大統領に星州訪問を丁重に建議してほしい」とも要請した。チョン院内代表は「数回間接的に要請されたと聞いている」と答えた。

 80分余りの懇談会が終わっても双方の隔たりは縮まらなかった。セヌリ党指導部が郡庁を離れる時も、外で待機していた住民らは嘆き声を出して葬儀パフォーマンスを続けた。

星州/リ・ギョンミ、キム・イルウ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月27日(水)19時23分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。