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リオ五輪で夜高発信 となみ野夜高四地区会

北日本新聞 7月27日(水)0時2分配信

 砺波地方の夜高保存会の若連中でつくる「となみ野夜高四地区会」の宮窪大作会長(41)=砺波市庄川町金屋=らは8月5日(日本時間6日)に開幕するリオデジャネイロ五輪の会場で、夜高行燈(あんどん)に使われている武者絵の版画制作の体験会を行う。同会が東京五輪の装飾に夜高行燈の採用を目指す活動の一環で、世界各地から訪れた参加者に砺波地方の伝統行事、夜高祭りの魅力を伝える。

 砺波地方では5~6月に福野(南砺)、津沢(小矢部)、庄川(砺波)、出町(同)で夜高祭りが行われ、夜高四地区会は地域の垣根を越えて祭りの発信に取り組む。同会は、砺波、小矢部、南砺市の若者でつくる「日本一会」と協力し、2020年の東京五輪開会式のプラカードとして夜高の田楽行燈を使うことなどを組織委員会などに提案している。

 リオ五輪を訪れるのは宮窪会長と日本一会の上埜(うえの)慎也さん(40)=南砺市院林(福野)。開会式や競技場の運営を視察するとともに、会場で日本の魅力を紹介する「ジャパンハウス」で武者絵の版画制作を体験してもらう。

 開会式翌日の6日に同ハウスの日本文化体験エリアを活用。上杉謙信と武田信玄による「川中島の戦い」などを題材にした版木と和紙300枚を持ち込む。各国の来場者に体験してもらい、完成した作品はプレゼントする。夜高四地区会は昨年11月の国際青年会議所(JCI)の世界会議金沢大会でも版画や行燈絵付け体験会を行い、外国人に好評だった。

 宮窪さんは「目標は高いが、リオでの体験会開催を通して関係者との人脈が広がるはず。東京五輪を地方から盛り上げるため、夜高行燈で会場を彩りたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:7月27日(水)0時2分

北日本新聞