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ユビナガコウモリ 洞窟に1万5千匹

紀伊民報 7月27日(水)16時46分配信

 和歌山県白浜町の海食洞窟で出産と子育てをするため、1万5千匹前後のユビナガコウモリ(ヒナコウモリ科)が飛来している。紀伊半島最大の保育拠点で、町天然記念物に指定されている。

 辺りが薄暗くなる午後7時すぎ、ねぐらに使っている洞窟から飛び出し、住宅街などの外灯周りや民家の周りなどで餌の昆虫を捕る。一晩にユスリカやカなどを数百匹食べるという。

 洞窟には6月中旬ごろから妊娠雌が飛来。子どもも含めると最大で3万匹ほどに増え、8月中旬ごろから他の洞窟へ移動する。体色は焦げ茶。前腕長50ミリ前後、重さ15グラム前後。翼が細長く長距離移動に向いているとされる。

最終更新:7月27日(水)16時46分

紀伊民報