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世界遺産の追加登録「祈念」に 田辺市がPR用シャツ

紀伊民報 7月27日(水)16時46分配信

 和歌山県田辺市は、闘鶏神社(東陽)などが世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されることを「祈念」し、PR用のポロシャツを作った。当初、追加登録「記念」として作ったが、登録の審議が延期となったため、デザインを変更した。27日から市職員が着用し、販売も始めた。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録は、7月中に承認される見込みだった。しかし、世界遺産委員会の開催地、トルコでの軍のクーデター未遂事件の影響で、10月にパリで開催される臨時会に審議が先送りされた。

 ポロシャツは左胸に梅の花とともに「2016.7 World Heritage Modification」(世界遺産追加登録)をデザイン。背中に山と古道のイラスト、「世界遺産 熊野古道」と田辺市の追加登録候補地5カ所「闘鶏神社、北郡越、長尾坂、潮見峠越、赤木越」をプリントしている。

 審議の先送りを受け、右袖に「Towards Paris」(パリに向けて)を加え、追加登録へ市民の機運を高める啓発用に変身させた。市観光振興課は「観光部局や市役所窓口の職員を中心に着用してPRする。夏のイベントでも着用し、市民の皆さんと追加登録を盛り上げたい」と話している。

 色は濃紺と白。サイズはSSから3Lまで6種類ある。1400着を作り、うち600着を販売する。1着1500円。販売、問い合わせは市観光振興課(0739・26・9929)。

■記念グッズの行方

 追加登録を記念したクリアファイルとうちわにも「2016年7月登録」と印刷されている。クリアファイルはシールで登録年月を隠す考えだが、うちわは夏を過ぎると需要がないため、「お蔵入り」になる可能性がある。

最終更新:7月27日(水)16時46分

紀伊民報