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古座川町で自然体験 川崎市の小中学生

紀伊民報 7月27日(水)16時45分配信

 川崎市の小学5年生~中学2年生が26、27日に「ふれあいサマーキャンプ」で和歌山県古座川町を訪問し、同町の小学5、6年生と、川遊びなどの自然体験で親交を深めた。キャンプは13年目で、今年は川崎市の小中学生が29日まで紀南地方に滞在し、地域の文化や自然に触れる。

 川崎市教育委員会と市生涯学習財団でつくる、市青少年地域間交流事業実行委員会主催。2004年に始まり、今年は21人が訪れた。古座川町からは26日に19人、27日に24人が参加した。10年以降は同町の児童も川崎市を訪問しており、今年は8月24~26日に小学6年生14人が訪れる予定。

 26日に同町月野瀬、南紀月の瀬温泉ぼたん荘いろり館前の広場で対面式があり、西前啓市町長が「遠くから足を運んでもらってありがとう。大都会の子どもたちと山間の子どもたちが交流する機会を持つことは素晴らしい」と歓迎した。川崎市大師小学校5年の秋山春樹君は「一番楽しみなのがカヌー体験。友達の輪を広げたい」とあいさつした。

 子どもたちは同町川口の明神橋近くに移動し、古座川の支流小川で川遊びをした。泳いだり水を掛け合ったりして楽しみ、魚を探す姿も見られた。

 同町明神小5年の山口ひなたさんは「触れ合いができて楽しかった。一緒に仲良く遊びたい」と笑顔を見せた。

 この日、川崎市の小中学生は町内の8家庭に分かれてホームステイした。

 27日は午前中、同町平井の農事組合法人「古座川ゆず平井の里」でユズのジャムやマーマレード作りをし、近くの北海道大学和歌山研究林で見学や工作体験をした。午後からは、同町月野瀬から同町宇津木にある河内島までカヌーで川下りし、夕食はぼたん荘で一緒にカレーを食べて交流する。

 川崎市の小中学生は28日、那智勝浦町で熊野古道ウオークや海水浴を楽しみ、29日は太地町で町立くじらの博物館などを巡って帰る予定。

 川崎市生涯学習財団の西田政吉さんによると、ふれあいサマーキャンプの行き先は全国に5カ所あり、和歌山のツアーが1番人気。古座川町でのカヌー体験、ホームステイした家庭のおもてなしや温かさを理由に挙げる子どもが多いという。

最終更新:7月27日(水)16時47分

紀伊民報