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金沢芸妓の文化知って 組合などがHPや小冊子

北國新聞社 7/27(水) 3:24配信

 金沢市は金沢伝統芸能振興協同組合(事務局・金沢商工会議所)と連携し、芸妓(げいこ)文化の魅力を発信する事業を始める。ひがし、にし、主計(かずえ)町の三茶屋街や芸の種類を紹介するホームページを開設するとともに、小冊子5万部を作成し、ホテルや観光案内所で配る。北陸新幹線開業で金沢の伝統文化に関心が高まっており、お茶屋の利用促進や若手芸妓の発掘につなげる。

 ホームページでは、主な芸として小鼓と踊りによる「一調一舞(いっちょういちぶ)」や素囃子(すばやし)、お座敷太鼓を説明し、各茶屋街の芸妓、年間行事などの情報を掲載した。お茶屋の利用案内では「金沢の茶屋文化には『一見(いちげん)さんお断り』のしきたりがあります」と記し、お茶屋になじみのある知り合いに連れて行ってもらうよう呼び掛けている。

 芸妓文化の魅力を伝える動画を盛り込み、芸妓募集の欄には「芸妓の一日」を紹介するコーナーもある。27日に開設し、若手の芸妓のインタビューを載せることも予定している。

 小冊子はA4判の三つ折りで、ホームページの内容をまとめた。市内の都市型ホテル8社で構成する金沢ホテル懇話会の協力を受け、学会などの会場で配るほか、大学や芸妓が出演するイベントで配布する。

 市と金沢伝統芸能振興協同組合は昨年5月、三茶屋街の女将(おかみ)を集めて協議し、伝統芸能の継承や芸妓文化の発信の事業を強化することにした。三茶屋街では昨年7月に4年ぶりとなる新花(しんばな)(新人芸妓)が誕生して以降、6人がデビューしており、市は今後も若手芸妓の発掘に向けた取り組みに力を入れる。

北國新聞社

最終更新:7/27(水) 3:24

北國新聞社