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境内に御柱「磨いて」 那谷寺開創1300年へ

北國新聞社 7/27(水) 3:24配信

 那谷寺(小松市)の境内に、来年、開創1300年を記念して山門前に立てる高さ7メートルの御柱(おんばしら)2本が搬入され、参拝客の目を奪った。御柱は同市大杉町の山林から切り出された樹齢100年を超すスギで、来年4月、白山信仰の象徴として山門前に立てられるまで、希望する参拝者は砂を詰めた袋で木肌を磨くことができる。

 御柱となるスギは6月に切り出され、今月3日に地元住民らが参加して「御柱曳行(ひきぎょう)」を終えた後、同寺駐車場に保管されていた。

 23日に境内の金堂華王(けおう)殿(でん)前に設置され、希望者が、おはらいした砂「お福砂」を詰めた小袋で木の表面を磨けるようにした。1300年事業の要の行事となる「御柱立柱(りっちゅう)祭」に関わることで、参拝者に、より那谷寺を身近に感じてほしいと、同寺が企画した。

 同寺は節目の年に向けて着々と準備を進めており、特製ラベルの日本酒やポスター、福俵なども整えた。

 日本酒は小松市野田町の東酒造と連携して考案した。720ミリリットルの酒は、記念ラベルを木崎馨山(けいせん)住職がデザインし、本殿のイラストと「自然智の森」「白山乃神」などの言葉を添えた。カップ酒には、寺のオリジナルキャラクター「なたちゃん」をデザインしたラベルをあしらった。

 開創1300年をPRするポスター500部とリーフレット3万部も製作した。ポスターはA1判で、白山や寺境内の奇岩遊仙境などの写真を配した。リーフレットには写真のほかに行事日程を記した。県や市町、県内の観光協会などに配布する。

 金堂華王殿の入り口には、大願成就を願う「福俵」が設置された。

 木崎住職は「開創1300年を盛り上げるため、これからも企画を考えていきたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/27(水) 3:24

北國新聞社