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<米軍ヘリパッド>N1地区裏の工事用道路、完成後は軍が使用の可能性

沖縄タイムス 7月28日(木)5時4分配信

 沖縄防衛局が着手した米軍北部訓練場のヘリパッド建設で、防衛局が整備するN1地区の裏側出入り口の建設用道路が、ヘリパッド完成後は軍用道路として使用される可能性があることが27日、分かった。
 沖縄森林管理署が14日付で防衛局に出した「国有林使用承認書」には、国有林を使用する場合は原則、緑化植栽などの原状回復を義務付けている。一方、原状回復義務は森林管理署が認めた場合には免除できるとの記述がある。
 防衛局は11日、N1裏から北部訓練場に至る約700メートルを「工事用道路」として使用許可を申請。面積にして3981平方メートルで、単純計算で幅員5メートル超の道路になる見通しだ。原状回復義務を免除されれば、ヘリパッド完成後、この道路が新たな米軍への提供施設になる可能性がある。
 一方、森林管理署が2013年3月に北部訓練場の使用を承認した文書では立木の伐採に加え土地の改良や新たな施設設置の際には森林管理署との協議を求めている。
 承認書を情報公開請求で入手した沖縄平和市民連絡会の北上田毅氏は、N1ゲートから約300メートル奥は両側に木々が生い茂っているとし、「防衛局は工事を止め、まずは森林管理署と協議すべきだ」と指摘している。

最終更新:7月28日(木)5時4分

沖縄タイムス