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ジャパネットたかたの高田明元社長・HIS澤田会長が語る「経営トップの仕事論」

ネットショップ担当者フォーラム 7月28日(木)9時1分配信

ジャパネットたかたの高田明前社長、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄会長が考える仕事論とは? 「企業トップの最も大切な仕事」「事業を成功させるためのマインド」など、経営の要諦とも言えるテーマについて、大物企業家2人が本音で語り合った。一代で大手通販企業に育てあげた高田氏らの言葉から、今後のEC業界を生き抜くヒントを見つけてほしい(対談は「第18回 企業家賞授賞式」で行われた)。

経営トップとして、一番大切な仕事は何だと考えていますか?

■ 経営トップの仕事は「人材育成」と「夢を語ること」

澤田会長(以下澤田) 企業とは「人」だと思う。トップの仕事で最も大切なのは、人を選ぶこと、それから人を育てること。そしてトップが会社の5年後、10年後のビジョンを、企業としてのポリシーを語ることも大切だ。素晴らしい理念、熱意を持ち、努力する社長が率いている企業は必ず発展していく。

高田前社長(以下高田) 僕も人を育てることが大切だと思う。社員に対して「10のうち9は叱って、褒めるのは1だけ」という態度で接した。自分なりに「お前たちに関心があるんだ、家族と同じように愛があるんだ」ということを伝えたかったから。

社員から好かれるのは簡単。しかし、好かれるだけの上司は長続きしない。好かれて、さらに尊敬もされる必要がある。僕は社員が大好きで、大好きだからこそ、本当に社員のことを考えて9割を叱り続けた。

人を育てる上で、トップは常に夢を語り続けることも必要だと思う。仕事のスキルはマニュアルを作れば教えることができるが、それだけでは不十分。トップが夢を語り、価値観を従業員と共有することで、スタッフのやる気を引き出すことができると思う。

孤独を感じたこと、つらくて誰かに代わってもらいたいと思ったことはありますか?

■ 成功するまで諦めなければ失敗ではない

高田 僕は正直、孤独だと感じたことは1回もなかった。なぜなら1回も失敗したことがないから。67歳まで1回も。なぜ失敗がなかったかというと、結果が出なくても、それは失敗ではなく「試練」と受け止め、次のチャレンジを続けたから。チャレンジを続けることで一段一段、目標に向かって上っていく。他人からは失敗に見えることでも、自分にとっては失敗ではない。

澤田 僕は今まで、たくさん失敗してきた。何かに挑戦したとき、失敗するとその原因を見つけ、改善してもう一度チャレンジする。でもまた失敗する。それでも諦めずに、失敗した原因を解決してチャレンジする。そうやって3回目で成功すると、世間からは「あいつは成功した」と評価される。過去の2回の失敗は消えてしまう。つまり、1回の失敗でやめてしまうから失敗になる。高田さんが「失敗したことがない」と言われたのはそういうことかなと。

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最終更新:7月28日(木)9時1分

ネットショップ担当者フォーラム

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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