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【シンガポール】シングポスト、小売業者に小包ロッカー貸出

NNA 7月28日(木)8時30分配信

 郵便事業のシンガポール・ポスト(シングポスト)は27日、インターネット上のブログで営業する「ブログショップ」や小売業者などを対象に、荷物の受け渡し・支払い機能付きロッカー「ポップステーション」を貸し出すサービス、「レント・ア・ポップ」を開始したと発表した。シンガポールで電子商取引(EC)が拡大する中、荷物を時間の融通が利く形で購入者に届ける方策を提供する。
 商業施設や公営住宅(HDBフラット)など国内全土の約140カ所にあるポップステーションで利用が可能。これまでは、売り手側は配送業者に商品の発送を依頼したり、購入者に直接手渡しする必要があった。新サービスでは、売り手は商品をロッカーに預けることでこれらの手間が省ける。売り手はロッカーの利用期間を指定でき、購入者はこの期間中であれば24時間ロッカー内の荷物を回収できる。
 シングポストは、レント・ア・ポップ開始に先駆けて、ブログショップやオンラインの小売業者を対象に1カ月間の試験導入を実施。全体の約半数の荷物が週末の早朝や夕方にロッカーに預けられた。回収率は100%で、うち約90%が翌日に回収されたという。
 シングポスト小包部門のリム・アンニー・シニア・バイス・プレジデントは、「同様のサービスはシンガポールで初めて」と説明。「物流業界の『ラストマイル・デリバリー(各家庭・企業に向けて配送すること)』を強化するため政府が打ち出している、国内全域に小包配達共用ロッカー『フェデレーテッド・ロッカー』を設置する計画に賛同する。当社のサービスは共有経済(余った資源を貸し借りすること)の発展につながるだろう」と述べた。

最終更新:7月28日(木)8時30分

NNA