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【マレーシア】時計店広告にセクシー過ぎと罰金=コタバル

NNA 7月28日(木)8時30分配信

 マレーシア・クランタン州コタバルで、時計小売店が掲示した広告ポスターが「セクシー過ぎる」として、コタバル市役所が罰金を科していたことが分かった。同州が導入したイスラム刑法(ハッド)の、非ムスリム(イスラム教徒)系への適用だとして物議を醸している。27日付スターが伝えた。
 罰金を科されたのは、コタバルで時計店を営むリー・クムチュアン氏。コタバル市内で2店舗を経営していたが、4月に営業を開始した新店舗の営業許可を得るためコタバル市役所(MPKB)に赴いたところ、累積していた罰金命令に従うことを発行の条件にされたという。リー氏の店舗は、1990年から現在まで、約10回にわたり「ポスターがセクシー過ぎる」として、罰金納付命令を受けていた。累計罰金額は約2,000リンギ(約5万1,778円)だったが、400リンギに減額された。
 また、MPKBは26日にリー氏の店舗を訪れ、店頭ポスターを撤去するよう命じた。ポスターはインドの女優アイシュワリヤ-・ラーイさんがモデルになったもので、時計メーカーが販売店に配布したものだった。
 クアンタン州のマレーシア華人協会(MCA)関係者は、イスラム刑法はムスリムのみに適用するとしたクランタン州の政権を握る全マレーシア・イスラム党(PAS)の方針が「単なるリップサービスであることを示すもの」と指摘。PASのアブドゥル・ハディ・アワン党首が先ごろ、連邦議会下院にイスラム刑法(ハッド)導入に向けた議員立法法案を提出したことに対して、断固として反対すると強調した。

最終更新:7月28日(木)8時30分

NNA