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鬼の目にも涙?キム・キョンテが“頭に来た”こと

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月28日(木)11時32分配信

最後に日本ツアーに出場したのは、6月初旬の「日本ツアー選手権森ビル杯」。今季国内ツアーで3勝を挙げているキム・キョンテ(韓国)は、今週ニュージャージー州で行われる海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」で、5戦目となった海外挑戦にひと区切りをつける。

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来季の米ツアー参戦を目指すキョンテは、現在までにフェデックスカップポイントを134点稼ぎ、昨年実績の200位(103点)を上回った。これにより、ウェブドットコムファイナルシリーズ(入れ替え戦)への出場をほぼ確実にした。

「パターが全然だめで、もったいなかった」と、4戦中2戦で予選落ちに終わったことを悔やんだが、「でも、ウェブドットは多分大丈夫」と最低限の仕事を終えた安堵はある。「最初からそれを考えていた」と、一気に来季のシード権をつかめるフェデックスカップ125位以内は、現実的には狙っていないという。

2週間前のリオデジャネイロ五輪の出場辞退表明後、韓国国内での反応は「思ったより大丈夫だった」とキムはいう。「(ヘッドコーチの)K.J(チョイ)さんも、KGA(韓国ゴルフ協会)も、家族のことを言うと分かってくれた」。

だが1つ。温厚なキムを怒らせたことがあった。

「アメリカのステーシー・ルイスが『男子は賞金がないから五輪に出ない』って言ったことは本当に頭に来た。僕は韓国代表を4年やってその気持ちは分かっているし、本当に出たかった。結婚していなかったら出ていたし、子供がいなくても出ていたとも思う」とキムはいう。日韓で“鬼”と恐れられるショットメーカーは、人知れず、ステレオタイプな批判に心を痛めた1人でもあった。(ニュージャージー州スプリングフィールド/今岡涼太)

最終更新:7月28日(木)22時6分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)