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小川がリオ五輪ニッポン柔道を大予想

東スポWeb 7月28日(木)10時0分配信

 ニッポン柔道は復活するのか。前回のロンドン五輪では男子が金メダルゼロ、女子が金1個で歴史的な大惨敗を喫した。リオデジャネイロ五輪では柔道母国の威信をかけての大勝負になるが、5大会連続で本紙の解説コラムを担当する暴走王・小川直也(48)が金の行方を徹底予想だ。日本の前に立ちはだかるのは渦中の“あの国”だというが、果たして…。

 オイッス! いよいよリオ五輪が始まるね。柔道はまあ、前回がああいう成績だったから、それを上回ってもらわないと困る。ということで、金メダルは男子2個、女子2個と見ている。内訳は男子が73キロ級の大野(将平)くん、81キロ級の永瀬(貴規)くん、女子は57キロ級の松本(薫)さん、それと48キロ級の近藤(亜美)さんか52キロ級の中村(美里)さんのどちらか…というところかな。

 大野、永瀬の2人は金メダルで堅いね。2人とも安定しているし、大崩れするイメージがない。決勝までは確実にいくだろうし、外国人に強いのがいいね。

 女子は初日の近藤さん次第じゃないかな。彼女はいい時と悪い時がハッキリしている。いい時の近藤亜美が出れば金メダルで、中村、松本と続いて一気に3個というのもあるよ。中村、松本の2人はベテランで「力が落ちている」という声もあるようだけど、この階級は世代交代がほとんどないままなんだよね。同じメンバーなら経験が力になるだろうし、心配いらないよ。

 逆に海老沼(匡)のクラス(66キロ級)は世代交代が激しくて、若くて生きのいいのがいるんだよね。何とか明大の後輩の海老沼には、頑張ってもらいたいけれどな。

 重いクラスでは男子はベイカー(茉秋=90キロ級)、羽賀(龍之介=100キロ級)にチャンスありそうだけど、女子はどうかな? 正直、ロンドンからの4年間では例の不祥事もあって再建の途中だから。2020年東京五輪に向けて、きっかけをつかんでほしいよね。

 ただ、オレが今回一番怖いのは、ロシアの“逆襲”だよ。国ぐるみのドーピング不正が問題になって参加できるかわからない状況から、IOC(国際オリンピック委員会)が国際競技連盟の判断にゆだねた。それで、国際柔道連盟(IJF)はロシアの参加を認めたようだからね(26日にIJFのビゼール会長がエントリーした11人全員が出場できると明言)。

 断崖絶壁からいきなりチャンスをもらったんだから、ロシア選手のモチベーションは半端じゃないはず。「無実を証明してやる!」と躍起になっているんじゃないの。現実にロンドンでは男子が金3個取っているし、オレのころから柔道大国だった。オレの息子(小川雄勢)も先日のグランドスラム大会(ロシア)の決勝でロシア選手にやられて優勝を逃したんだよね…とにかく、強いのがわんさかいるんだよ。

 本番でも有段者のプーチン大統領から号令がかかって、それこそ国ぐるみで金を取りにくるよ。日本にとっては、厄介な展開になったよね。(バルセロナ五輪柔道95キロ超級銀メダリスト)

最終更新:7月28日(木)10時28分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。