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歌舞伎座、120年の歴史で初めて洋画プレミア開催!松本幸四郎「良い古いものは新しい」

映画.com 7月28日(木)11時26分配信

 [映画.com ニュース] ウォルト・ディズニーの名作アニメーションを実写映画化した「ジャングル・ブック」のジャパンプレミアが7月27日、東京・東銀座の歌舞伎座で行われ、来日している主演のニール・セディ、ジョン・ファブロー監督、プロデューサーのブリガム・テイラー、脚本のジャスティン・マークス、日本語吹き替え版声優を務めた松本幸四郎、西田敏行、宮沢りえ、伊勢谷友介が出席した。

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 120年以上の歴史を誇る歌舞伎座で、洋画のプレミアイベントが行われるのは初めて。花道を歩いたファブロー監督は、「歌舞伎座での初の外国映画プレミア上映。大変光栄、名誉に思っています」とほほ笑み、「私自身も、黒澤明さんや宮崎駿さんのイマジネーションから影響を受けています。日本の観客の皆さんに楽しんでもらいたいと思い、心をこめた作品です」と語った。

 映画は、ジャングルでオオカミのラクシャたちに育てられた人間モーグリの成長を、最先端CG技術を結集して描き出す。劇中唯一の実写キャストであるセディは、「しゃぶしゃぶ、寿司、炉端焼き、ギョウザ……。日本食の何もかもがおいしい」と堪能した様子。そして「大変だったことは、とにかく演技経験がなかったこと。でも監督が全て教えてくれたので、今では“悪くない役者”になったかなと思います」と胸を張った。

 歌舞伎役者として70年以上のキャリアを誇る松本も、本イベントに「本当に良い古いものは、新しい。そう言いたいです」と矜持をのぞかせ、「奇跡に近いようなことが起こったと思っています。感無量です」と感激に身を震わせる。続けて映画を「1時間45分、息もつかせずご覧になれます。最後に心のなかにポッと温かい灯火が点ってお帰りになられると信じています」とアピールし、客席の喝さいを浴びていた。

 さらに、シースルーのドレス姿で視線を集めた宮沢は「女性がこの舞台に立つのはなかなかない。舞台に立った瞬間の気持ちを一生大事にします」と誇らしげ。市川海老蔵主演「出口のない海」プレミアでも同所に駆けつけた伊勢谷は、「気持ち的には2回目。でも先頭を監督が走っているので、来てみて驚いています」と笑顔を見せた。

 また、頸椎亜脱臼と胆のう炎摘出手術から復帰後、初のイベントとなった西田。杖をつきながら会場入りしたものの、報道陣からの呼びかけに「万全です!」と親指を突き上げた。そして「退院後、すぐに仕事があったのは『ジャングル・ブック』でした。ニールくん演じるモーグリからいろんな刺激を受け、モチベーションが高まっていきました」といい、セディに「もうマブダチです」と感謝していた。

 「ジャングル・ブック」は、8月11日から全国で公開。

最終更新:7月28日(木)11時26分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。