ここから本文です

日本との海洋対話延期 「協議成功のため」=台湾の対日窓口

中央社フォーカス台湾 7/28(木) 18:26配信

(台北 28日 中央社)「台日海洋協力対話」の第1回対話が台湾側の提案で延期されたことについて、台湾の対日窓口機関、亜東関係協会の蔡明耀秘書長は28日、協議を円満に成功させるためには、より多くの資料やより良い議題を用意する必要があったと説明。延期はその準備が間に合わなかったからだと語った。

協議は4月に沖ノ鳥(日本名:沖ノ鳥島)近海で台湾漁船が日本の海上保安庁に拿捕(だほ)されたのをきっかけとして、5月に発足した蔡英文政権と日本が開催を決定。7月28日に台北市で初の会合が開かれる予定だった。

ただ、報道陣から協議で沖ノ鳥の問題を取り上げるかについて問われた蔡秘書長は、答えないほうが都合がいいとして回答を避けた。一方、総統府の黄重諺報道官は26日、延期と沖ノ鳥は無関係だと述べている。

台湾では、常設仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が、中華民国(台湾)固有の領土である南シナ海・南沙(スプラトリー)諸島の太平島を「岩」と認定したことに反発が広がっており、野党・国民党の立法委員(国会議員)からは、海洋協力対話で沖ノ鳥を「岩」と主張すべきとの声も出ている。

(唐佩君/編集:杉野浩司)

最終更新:7/28(木) 18:26

中央社フォーカス台湾