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福島県の今、ハワイで発信 平商高フラ愛好会

福島民報 7月28日(木)9時52分配信

 福島県いわき市の平商高フラダンス愛好会「平商Mahaloha」は9月上旬、米国ハワイを訪問し、フラの発表などを通じて東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの再生に向けて歩む本県の姿を世界にアピールする。
 県教委が平成27年度に新設した「子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業」の補助を受けている。2、3年生18人が渡航し、本場のフラや「アロハ スピリッツ(精神)」を学ぶとともに、現地の高校生に本県の復興状況を伝える。9月8日に出発し、ビーチ沿いでのステージ発表、ホノルル県人会との交流、在ホノルル日本総領事館への訪問などを予定している。9月12日に帰国する。帰国後は双葉郡の住民らが集う地域イベントに積極的に参加し、学んだ成果を発表する。
 愛好会リーダーの江尻美咲さん(17)は「貴重な成長の機会と捉え、五感を最大限に生かして学んできたい」と話した。メンバーの菅波涼香さん(17)はいわき市の豊間地区出身。津波で大切な人を失ったが、フラは心の支えになってきたという。「被災した経験は自分の強さになっている。福島の今をしっかり伝えたい」と笑顔を見せた。

福島民報社

最終更新:7月28日(木)11時44分

福島民報