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打ちまくる巨人打線! ノルマの呪縛解けた

東スポWeb 7月28日(木)16時38分配信

 2位・巨人は27日、首位の広島戦(京セラドーム)に7―2で快勝。好調な打線が天敵のジョンソンを来日最短となる4回でKOし、2試合連続の先発野手全員安打でコイをのみ込んだ。それにしても、ここ最近の巨人打線は前半戦までの貧打がウソのように打ちまくっている。この“確変”の裏には、球団上層部に課せられたノルマからの「開き直り」も奏功していた。

 活況な打線を象徴するようなお立ち台だった。初回先頭の長野がいきなり左翼席へ叩き込めば、3回には4番・阿部が右翼2階席へ看板直撃の2ラン。さらに6回に15号2ランでダメ押ししたギャレットと打のヒーローたちが並び、ひとまず京セラ2連戦でのマジック点灯を阻止した。

 相手先発のジョンソンにはやられっぱなしだった。昨季は3試合(23イニング)無得点で、今年もここまで2戦で防御率0.53と圧倒されていた。しかし、この日は各打者の積極策がズバリ。長野が2球目のファーストストライクを叩いて先制パンチを浴びせ、阿部も初球の失投を見逃さなかった。由伸監督は「甘いボールは積極的にというのは、常日頃から言っていること。それが今日はいいほうに出てくれた」としてやったりで「勢いをつけたのは最初(長野)の一発だと思うし。あとは阿部も一発で仕留めてくれたというのは大きかった」とねぎらった。

 後半戦に入って打線は見違えるように迫力を増してきた。阿部を軸に据えてから2試合連続で先発野手全員安打で、球宴明けの7戦で2桁安打は4試合目だ。その要因についてチーム内では「チーム全体で開き直ったことが、いい方向に出ているんじゃないか」とも言われている。

 スタッフの一人は「開幕前に球団トップからチーム打率についてのノルマがあったが、時期的にもクリアすることは難しいかもしれない。すでに現場の首脳陣の頭にも、もうあの数字のことはないようだ。もちろん打てるに越したことはないが、そう簡単ではない。それよりも四球でも何でもいいから塁に出て、いかに得点に結びつけるかが最優先。勝たないことには始まらないし、広島にも追いつけない。選手たちも数字に縛られず、ノビノビやれている印象がある」と明かした。

 昨季のチーム打率は2割4分3厘とリーグ最低に沈み、事態を重くみた球団は白石前オーナーが今年1月のスタッフ会議で2割6分~2割6分5厘に引き上げるよう具体的な目標値を設定した。だが、91試合を消化して2割4分8厘。残り試合が少なくなるにつれてノルマ達成を“放棄”した結果が好成績を生み出す一因になっているという。

 そんな好調な打線について指揮官は「結果としてはそうですが…。だいぶ時間はたってますけれどね」とさらなる上積みを求めた。“打線は水モノ”とはいうが、このまま快進撃となるか。

最終更新:7月28日(木)17時49分

東スポWeb

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