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マイクラするのにゲーミングPC!? 「だってMod入れるし」――親子パソコン組み立て教室 2016イベントリポート

ITmedia PC USER 7月28日(木)14時6分配信

 夏休みにあわせて開催されるマウスコンピューター主催の恒例イベント「親子パソコン組み立て教室」が2016年も長野県飯山市の同社工場内で行われた。今回は30組の親子が参加し、二人三脚のPC自作に挑戦する。

【親子でPC自作】

 親子パソコン組み立て教室は今年で7回目を迎える。冒頭に登壇したマウスコンピューターの小松社長は、「今はスマホやタブレットもあるが、それで見るためのコンテンツはパソコンで作られています」と話し、今後も変わらずPCが必要であることを強調。「マウスのパソコンは、一人一人組み立てる内容が違う自分だけのパソコンなので、生活の友になってくれるはず」と、BTOメーカーの特徴を分かりやすく伝えつつ、「今回の教室を通し、実際に自分の手で組み立てることで、パソコンをもっと好きになってほしい」と期待を込める。

 また、ゲストとして登壇した飯山市の足立市長は、マウスコンピューターが販売するWindows 10 Mobile搭載スマートフォンを取り出し、金ぱくが張られた特別仕様のボディーを披露して「自然に囲まれた飯山市にこんなパソコン工場があるのかと驚かれた方もいるかもしれませんが、こうした最先端の技術と、伝統工芸をミックスしているのが飯山市です」とアピール。「是非親子の絆を深めて楽しんでください」とあいさつを結んだ。

●組み立て前に工場内の見学やパーツの勉強

 2016年の親子パソコン教室は、昨年まで午前/午後で分けていた2部制を改め、午後の部のみで30組もの自作を一気に行う。このため、これまで工場の食堂を開放して実施していた組み立て作業を工場内に移し、実際に工場の設備を使用するプログラムとなっている。

 実際の組み立てに入る前に、工場内の見学や基本パーツの仕組み、部材を集めるピッキング作業の解説が行われた。パソコン教室に当選した参加者には、子ども向けにかみ砕いて書かれた予習テキストが事前に配布されているものの、子どもたちは工場内の様子や初めて目にしたパーツに興味津々。特にCPUやメモリを食い入るように見ていたのが印象的だった。

●親子対抗ネジしめ対決!!

 親子パソコン教室 2016年では、例年にない新しい取り組みとして、「親子対抗ネジしめ対決」を加えていたのも目を引く。

 具体的な内容は、無線LANの取り付け、メモリ(SO-DIMM)の取り付け、キーボードの組み立ての3つを制限時間内に行い、その仕上がりを採点するというもの。実はこのプログラム、これまで行ってきたパソコン教室の知見を生かして、組み立ての際に迷いやすい工程を事前に体験できる内容なのだ。確かに、無線LANモジュールにアンテナケーブルを装着したり、ノートPC用メモリを差し込むのは初めてだと難しいかもしれない。キーボードはドライバーでネジを回す箇所が多く、それだけでドライバーの習熟につながる。

 制限時間の存在や採点されるというゲーム要素から、参加者たちは集中して「親子対抗ネジしめ対決」に取り組んでいた。普段から自作をしているお父さんは、子どもに父親の威厳を見せつけることができたかもしれない。

マウスコンピューターの関連製品の記事を読みたい方はこちらへ→【PR】PC USER特設ページ「mouse station」

●いよいよ組み立て……かずのこモデル作ってる親子がいるぞ!?

 ネジしめ対決が終わるといよいよ自作に取り組む。今回は工場内での組み立てとなったため、工場スタッフが丁寧にサポートしてくれるだけでなく、作業台の前に設置されたディスプレイでも構成表にあわせたマニュアルが各工程に応じて表示されるため、かなり恵まれたPC自作環境といえる。

 楽しそうに相談しながら作業を続ける親子の中には、持ち運べるゲーミングデスクトップPCこと「LITTLEGEAR」を組み立てている人もちらほら。ある親子の構成表を見てみると、CPUにCore i7-6700(3.4GHz/最大4GHz)、16GBメモリ、480GB SSD、そしてグラフィックスにはGeForce GTX 970が選択されている。

 これってもしかして……かずのこモデル(2015年に格ゲーの世界大会で優勝したかずのこ選手向けのG-Tune協賛モデル)じゃないですか? という記者の質問に、満面の笑顔で「そうです」と応える父親。実はこのお父さん、普段から家でストリートファイターVをプレイしているという。「3年前にこのイベントを知って、息子が6年生になったので満を持して応募しました。夏休みの観光? いや、和歌山から8時間かけて来て、これが終わったらすぐ帰ります。子どももゲームをしたいと言っていたのでちょうどよかったです」とにっこり。ちなみに子どもが遊びたいのはマインクラフトだそうだ。

 いくらなんでもマイクラにかずのこモデルはオーバースペックすぎる。親父は自分が欲しいだけだろいい加減にしろ、などと思いつつ、マイクラならVita買ってもらったほうがいいよね、と子どもに声をかけると、「Mod入れて遊ぶから」と一言(Modは主にユーザーが制作した非公式の追加データのこと。これを導入することでゲーム内のグラフィックなどをカスタマイズできる)。なるほど、この父親にしてこの子か、と妙に納得してしまった。

 ほかにも、これ(組み立てたPC)が初めてのマイPCになるの? との問いに「初めてってことならラズパイ(Raspberry Pi)だけど……」と返事をした“英才教育中”の子どもや、PCの用途としてネットゲームを挙げる母娘などもいて、記者にとっては時の流れを感じるイベントだった。それにしても、うらやましい時代になったものである。

最終更新:7月28日(木)14時6分

ITmedia PC USER

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