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松江哲明&山下敦弘プロデュースのいまおかしんじ監督作公開、主演は大橋裕之

映画ナタリー 7月28日(木)22時40分配信

いまおかしんじが監督、松江哲明と山下敦弘がプロデューサーを務める「あなたを待っています」が9月24日よりポレポレ東中野にて上映される。

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マンガ家のいましろたかしが原案と企画を手がけた本作は、東京から地方に脱出するため質素な生活を送り、日々バイトに時間を費やす男・西岡を主人公にしたヒューマンドラマ。マンガ家の大橋裕之が映画初出演にして初主演を飾り、その脇を山本ロザ、吉岡睦雄、柳英里紗、川瀬陽太らが固める。また劇中音楽をオシリペンペンズが担当し、エンディング曲には坂本慎太郎の「めちゃくちゃ悪い男」が選ばれた。

松江は「ギャラはスタッフ、キャストも全員一律◯円という恐ろしい条件にもかかわらず、いろんな人が集まってくれた。いまおかさんといましろさんの人脈のおかげだ。そしてみんなが『なんか面白そうだから』と言ってくれた」と制作時を振り返る。続けて「ラッシュにはプロが真剣に遊んだ結果が映っていた。山下君が『久々にいい映画を見たわ』と言っていたが、僕も同感だ」とコメントしている。

8月31日にはポレポレ東中野にて先行上映会を実施。110人限定の上映会では舞台挨拶も行われ、メインスタッフとキャストが集結する。チケットは7月30日より上映会場にて販売を開始。特典として、いましろのイラストをプリントしたTシャツのほか、パンフレット、限定チラシなどが贈られる。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正致します。

「あなたを待っています」110人限定!先行上映
2016年8月31日(水)東京都 ポレポレ東中野開演 20:00<登壇者(予定)>いましろたかし / いまおかしんじ / 松江哲明 / 山下敦弘 / 大橋裕之 / 山本ロザほか料金:3500円 ※Tシャツ、パンフレット、限定チラシほかグッズ付き※チケットは7月30日(土)より劇場で販売

松江哲明 コメント
2015年秋、僕と山下君にいましろさんから「映画の制作会社を作りたい」という相談があった。「こんなにインディペンデント映画が作られているのに、制作を請け負う会社がないのはおかしい」と言う。僕らはまず、大きな誤解をしていると思った。いましろさんが考えている以上に映画界には未来がない。インディペンデント映画が盛んなのは事実かもしれないが、彼らは勝手に作って公開しているだけだ。いましろさんが会社を作ったところで共同作業ができるとは思えない。山下君と「困ったねぇ」と顔を見合わせたのだが、いましろさんは映画を作りたくて仕方がなさそうだ。そこで僕は「まずは会社を作る前に自主映画を作ってみませんか? いきなり会社はリスキーですよ。数十万あればとりあえず完成まではいけますから」と提案した。そして「お金、出しますよ」と言った。一瞬、山下君が「なに?」という表情をしたが、共同監督をした「山田孝之の東京都北区赤羽」の印税がいくら振り込まれているかは知っている。二人で半々だったから。「いましろさんの映画が見れるのなら安いじゃないか、ねぇ山下君」。一気に場が盛り上がってしまい、「いましろ映画童貞を奪うのは僕らじゃなくていまおかさんでしょう」ということで監督も勝手に決定。それから新宿の西武に集まって話し合い、いつの間にかいまおかさんといましろさんが書いた脚本が出来上がってて、「芝居なんてできないですよ」という大橋さんを説得し、山下君が「こないだ舞台でものすごく独特な女優を見た」と言っていた山本ロザさんが出ることになり、ギャラはスタッフ、キャストも全員一律◯円という恐ろしい条件にもかかわらず、いろんな人が集まってくれた。いまおかさんといましろさんの人脈のおかげだ。そしてみんなが「なんか面白そうだから」と言ってくれた。ラッシュにはプロが真剣に遊んだ結果が映っていた。山下君が「久々にいい映画を見たわ」と言っていたが、僕も同感だ。あの居酒屋での盛り上がりが撮影の間も、仕上げも、そして上映の準備をしている今も続いている気がする。それがお客さんにも伝わったら嬉しい。

最終更新:7月28日(木)23時4分

映画ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。