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妻夫木聡×満島ひかり『愚行録』ベネチア映画祭出品へ

オリコン 7月28日(木)6時21分配信

 俳優の妻夫木聡と満島ひかりが共演する映画『愚行録』(2017年公開)が、現地時間8月31日からイタリアで開かれる『第73回ベネチア国際映画祭』のオリゾンティ・コンペティション部門に正式出品されることが決定した。

 同作は、デビュー作『慟哭』で脚光を浴び、『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞を受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井徳郎氏の同名ミステリーを映画化。ロマン・ポランスキー監督を輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ石川慶氏が長編映画監督デビューを果たし、脚本を『マイ・バック・ページ』、『聖の青春』の向井康介氏が担当した。

 エリートサラリーマン、その妻、そして一人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは―。

 事件の真相に迫る週刊誌記者・田中を妻夫木、田中の妹・光子役を満島ひかりが演じるほか、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリと平田満が共演する。

 「オリゾンティ・コンペティション部門」は、世界プレミア作品による国際コンペ部門。長編は最大で約18作品(短編作品も同数あり)で、主に長編デビュー作、若手作家、独立系作家の革新的・独創的な監督作品に焦点を当てる部門としては世界最高峰のひとつとされている。

 原作者の貫井氏は「試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。世界でどのように評価されるのか、今はただただ楽しみです」と期待。

 長編デビュー作にも関わらず、世界三大映画祭であるベネチアでデビューを果たした石川監督は「いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画祭に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます」とコメントを寄せ、キャストとスタッフに感謝を伝えている。

最終更新:7月28日(木)11時27分

オリコン