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マカオの6月ホテル客室稼働率82%に上昇=宿泊客数増で供給増加分を消化

マカオ新聞 7月28日(木)17時30分配信

 マカオは人口65万人、面積30平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリなどの国際イベントが数多く開催されるアジア有数の観光都市として知られる。

 昨年(2015年)通期の訪マカオ外客数は延べ(以下同)3071万4628人となり、前年から2.5%減だったものの3000万人の大台を2年連続突破した。今年6月の訪マカオ旅客数は前年同月から4.9%増の247.7万人、宿泊を伴う旅客についても13.9%増の122.5万人に上り、日帰り旅客を上回った。

 マカオ政府統計調査局が7月28日に公表した最新統計によれば、今年6月の平均ホテル客室稼働率は82.0%で、前年同月から6.6ポイント、前月から2.7ポイントのそれぞれ上昇のだった。

 今年6月のホテル等級別の客室稼働率は、5つ星が前年同月から4.6ポイント上昇の81.8%、4つ星が12.4ポイント上昇の85.7%、3つ星が8.1ポイント上昇の83.8%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が4.8%、4つ星ホテルが28.4%のそれぞれ増、3つ星ホテルは供給客室数に変動なしだった点も考慮する必要がある。

 今年6月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同月から3軒増の105軒、供給客室数は同8.4%増の3.21万室あり、このうち5つ星ホテルが2軒増の32軒で、供給客室数は全体の63.9%を占める2.05万室。

 今年6月のマカオのホテル宿泊客数は前年同月比16.5%増の93.5万人。内訳は中国本土旅客が17.2%増の58.3万人、香港旅客が13.0増の14.5万人、台湾旅客が39.2%増の4.4万人、インド旅客が13.9%増の2.1万人、韓国旅客が42.2%増の2.0万人、日本旅客が6.3%増の1.3万人だった。ホテル宿泊客の平均滞在時間は前年同月と変わらずの1.4日。

 今年1~6月の累計ホテル宿泊客数は前年同期比12.8%増の544.3万人、平均ホテル客室稼働率は0.1ポイント下落の78.6%、ホテル宿泊客の平均滞在滞在時間は0.1日マイナスの1.4日。

 昨今、マカオでは宿泊を伴う旅客が増加する一方、相次ぐ新ホテル開業による供給客室数の急増により前月まで15ヶ月連続で客室稼働率が下落していたが、ようやく需給バランスが落ち着いたようだ。客室数の多い大型IR併設ホテルを中心に各社が値下げプロモーションによる積極的な集客を打ち出したことで、一定の需要喚起の効果があったためとみられる。

 マカオではホテル建設ラッシュが続いており、近い将来、供給数は5万室規模に達する見込み。

最終更新:7月29日(金)13時7分

マカオ新聞