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日系人もつないだ聖火ついにリオへ=石井千秋、町田リョートら登場=著名人が笑顔で快走

ニッケイ新聞 7/28(木) 21:53配信

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」28日付け>

 【サンパウロ初】サンパウロ市在住のデザイナー、ハヤシ・ローミーさんらがデザインしたトーチ「シャーマ・オリンピカ」による聖火リレーは5月3日、首都ブラジリアで口火を切った。リオ五輪に合わせ、ブラジル各地で聖火ランナーが開幕機運を盛り上げている。全州300以上の市町村を約1万2千人がつなぎ、サンパウロ市を始めパラナ州では日系人もリレーに参加した。開会式の行われる8月5日にリオのマラカナン競技場へ到着する。

 首都を後にした聖火はバイア州など北東海岸部を経て、6月15日にパラー州ベレンへ。北米の総合格闘技UFCで活躍する町田リョート選手(38、二世)が州内一番手として登場。幼少期を過ごした故郷で大役を果たした。

 内陸部から南下し、途中、パラナ州ロンドリーナでは同月28日、吉井貴美子さん(吉井建設の吉井篤社長夫人)がトーチを握った。南端の南大河に到着した後は北上し今月16日、サンパウロ州に再上陸。

 同日夜、サンパウロ州南西イタペチニンガでは、柔道界初の五輪メダリスト石井千秋さん(74、栃木)が三女ヴァニアさんと参加し、共に五輪に出場した柔道親子が聖火をつないだ。

 24日にはサンパウロ市へ。日系WEBを運営する小川彰夫さん(73、二世)が同日昼、ヴィラ・クレメンチーノ区のケンイチ・ナカガワ広場から約200メートルを走った。

 「現場はお祭りのような雰囲気」と話し、「受け取ったと思ったらもう終わっていた。周りが盛り立てる中、あっという間」と夢の舞台を楽しみ、次走者であるニッポン・カントリークラブ代表、佐々木ワルテルさんの息子クラウジオさんに引き継いだ。

 その後、体操競技で審判を務める沢里由美さん(66、二世)も登場。ブラジル大通りで聖火を受け取り、「言葉では表せないほどの感動。走者の一人としてリレーに参加できるなんて!」と興奮した様子で話した。

 26日にはスザノ市の女子相撲選手、渡辺ルシアーナさんらも地元を快走。世界選手権銀メダルという経歴を胸に、笑顔で参加した。聖火リレーもいよいよ大詰め。昨日27日、ついにリオ州へ到着した。

最終更新:7/31(日) 2:30

ニッケイ新聞