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【ブラジル】若者を射殺 容疑者は軍警察官

サンパウロ新聞 7月28日(木)3時28分配信

 パラナ州中部に位置する人口1万3000人ほどの小さな街、トゥルボ市で23日未明、21歳の青年が頭を撃たれて死亡するという事件が起こった。25日付伯メディアは同州軍警察の話として、この青年、サウロ・フィリピン・プレステス氏を射殺した容疑者は1人の軍警官だと伝えている。

 事件の目撃者によれば、死亡した青年は同日午前1時半頃、友人2人を伴って家族が経営する自動車部品店にいた。そしてその後、3人が店を出て車で帰る時にサウロ氏が車をスピンさせたところ、近くを通っていた軍警官がこれに苛立ち、何も言わずにサウロ氏が乗った車を蹴り、地面に向けてけん銃を一発撃ち、そして車の窓に向けてさらに発砲した。弾はサウロ氏の頭に命中した。

 青年を撃った軍警官は事件後すぐに、自ら軍警察に通報した。この警官は軍警の調べに対し、同地域の他の街、パルミタル市での勤務を終えてトゥルボ市に戻って来たところ、危険な運転をしている車を見つけ、その車が自分の方に迫ってきたのでひかれるのを回避するために車のタイヤに向けて発砲、それでも運転手が加速を続けたのでさらに発砲せざるを得なかったと話している。

 軍警察と文民警察はそれぞれ、この件についての捜査を開始した。また、同市のナシル・ブルジェル市長は23~25日までの3日間、市として喪に服すことを決めた。

サンパウロ新聞

最終更新:7月28日(木)3時28分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。