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【MLB】イチロー3000安打、本拠地達成こだわらず? 指揮官「理にかなった起用を」

Full-Count 7/28(木) 8:23配信

大差の試合で出番なく3000安打へ「3」のまま、「彼を出すのにふさわしい展開ではなかった」

 マーリンズのイチロー外野手は26日(日本時間27日)、本拠地フィリーズ戦で2試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出番はなかった。出場機会がなかったのは後半戦13試合目で初めて。31日(同8月1日)までの本拠地4試合で残り3本と迫っている史上30人目のメジャー通算3000安打達成となるか注目が集まっているが、ドン・マッティングリー監督はイチローの起用法について、あくまで勝利のために「理にかなった使い方をしていく」と明かした。

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 マーリンズはこの試合、序盤から順調に得点を重ねた。初回にスタントンの2ランなどで3点を先制すると、4回には先発コンリーが自ら犠飛を放ち追加点。6回にはケリーの2点三塁打、コンリーの2打点目となるタイムリーなどで4点を奪い、試合を決めた。8回にも3点を加えて、11-1の大勝となった。

 すでに8点差をつけていた7回、マーリンズは先発のコンリーに変えてウィットグレンを投入した。左翼のイエリッチを下げ、投手の打順に野手を入れるダブルスイッチとなったが、9番に入ったのはイチローではなくギレスピーだった。さらに、8回には2点を奪い、なおも無死二塁で投手に打席が回ったが、ここでは3番手右腕マクゴワンをそのまま立たせた。

 どちらも大差がついてからの場面。マッティングリー監督はイチローを試合に送り出すことはしなかった。本当に勝ちたい時、ヒットが欲しい場面でイチローを起用するという方針がブレることはない。

「多くの人が3000安打を、しかも本拠地で見たいと思っているのは知っているが…」

「彼を出すのにふさわしい展開ではなかった。3000安打のためだけに彼を出すようなことはしたくない。シーズンを通じて、チーム(の勝利)という観点から起用しているし、それは完璧に機能している。多くの人が3000安打を、しかも本拠地で見たいと思っているのは知っているが、強引に達成させるつもりはない。彼にはチームにとって理にかなった形でプレーしてもらう」

 試合後、米メディアからイチローの起用法について質問を受けた指揮官は、こう説明した。イチローへの大きなリスペクトを持ち、あくまで勝利のために力を必要としている。その要求に応えてきた背番号51との信頼関係があるからこそ、方針が揺らぐことはない。本拠地での3000安打達成にこだわるつもりもないようだ。

 28日(同29日)からは、プレーオフ進出争いのライバルとなっているカージナルスとの4連戦。負けられない試合が続く。カージナルス戦が終わればシカゴ、コロラドと続く遠征に出るが、あくまでチームの勝利のために、3000安打まで「3」と迫るイチローを起用していくことになりそうだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/28(木) 9:59

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