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【ブラジル】「五輪用車線」走行の罰金 裁判所が停止決定=リオ市

サンパウロ新聞 7月28日(木)3時29分配信

 リオ州の裁判所は22日、五輪関係者らの往来に支障が来さぬようリオ市内の道路に設けられた五輪関係者専用または優先車線を走行した一般ドライバーに対して1500レアルの罰金を科す措置を一時中断すると決定した。

 25日付で伝えた伯メディアによると、判断を下したクラーウヂオ・デルオルト判事は、国の交通法ではすでに、不適切な車線を走行した者に対して罰金を科すと定められており、それ以上の罰金を科すためには、市役所が交通を整理すべきであると主張している。

 ブラジルの交通法(Codigo de Transito Brasileiro)によると、指定区分された車線を指定外の車が走行した場合の罰金額は127・69レアルとなっている。

 リオ市役所は、今回下された罰金処分中断という決定の差し止めを求めて控訴するとしている。声明で同市役所は、これは交通違反の罰金ではなく市の条例違反に対する処分であり、市検察総局がこの罰金処分に違法性がないことを証明するとしている。

 リオ市役所はこの五輪用車線の運用期間を今月25日から8月22日までとし、電子機器と同市警備隊によって違反の監視を行うとしている。

 なお、車線の指定区分は優先車線、専用車線、そして共用車線の3種類に分けられている。

◆優先車線
 五輪関係者の車両と公共交通機関(バス、タクシー)のみが通行できる。総延長60キロメートル。

◆専用車線
 運用は7月31日から。五輪関係者のみが通行できる。総延長164キロメートル。リオ五輪のロゴと車線が緑色の塗料で道路上に描かれている。

◆共用車線
 いかなる車も通行可能だが、一般ドライバーは五輪関係者の通行を優先させなければならない。総延長36キロメートル。路面にはリオ五輪のマークのみが描かれている。

サンパウロ新聞

最終更新:7月28日(木)3時29分

サンパウロ新聞