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思春期の子どもと進路について真剣に話す時間をつくるには、どのようにしたらいい?

ベネッセ 教育情報サイト 7月28日(木)17時1分配信

思春期の子どもは難しく、ふだんあまり話をしないというご家庭があるかもしれません。でも、進路については、機会を設けてちゃんと話し合いたいものですね。進路を親子で考えることは、お子さまの将来の夢を叶えるためにも非常に重要なこと。進路について真剣に話す時間をつくるには、どのようにしたらいいのでしょうか。

「進路のことについて話そう」と切り出す必要がある

進路については、なんとなく切り出す、別の話題からやんわりと話し出す、といった方法より、「進路のことを話そうか」ときちんと宣言してから話し合いを始められるといいですね。他の話題とは違うのだな、と思わせてもかまいません。緊張感をもって考える必要のある話題だからです。

日常の中で他のことをしながら向かい合わずに「進路、どうするの」と話せば、お子さまもあまり真剣な話題だと受け止めません。お茶を入れてきちんとテーブルについて、向かい合って話すのがいちばん。他の兄弟姉妹が家にいて静かな時間をつくりにくいのなら、どこかにランチやお茶に出かけてもいいですね。

もし子どもが「いやだな」という反応を見せるなら

「進路についていつか親と話さなければならない」というのは、お子さま自身もわかっています。それでも逃げ腰になるのは、まだ、何も考えていなかったり、「今の状態では叱られるかもしれない」と思っていたりするからかもしれません。もしかしてふだんからこうしなさい、ああしなさい、という指示出しが多くなってしまっていませんか?

「大丈夫?」「無理じゃない?」といった軽い言葉であっても、何かと否定されると話すのがいやになるのは当然のこと。初めはまず「今あなたがどう考えているのか知りたい」ということを伝え、聞き手に徹するのがいいですね。このときに、途中で意見や考えを言わず、最後までお子さまの考えをすべて聞いたうえで、「親として思うところ」を伝えるのは問題ありません。

特に難しい問題のひとつに、経済的な事情もあるかと思います。「うちは無理」ではなく、「こうすればできるのでは?」「こんな方法を試してみるのは?」といった話にしていきましょう。奨学金のことも積極的に検討してみるのもよいですね。アルバイトをするとしたらどんなものであれば学業と両立できるのかなど、より具体的な例を出すことが重要です。この点は、社会経験のある保護者が教えることで、お子さまが初めて知ることも多いでしょう。もちろん、奨学金のメリット・デメリットもしっかり伝えてあげる必要もあるでしょう。

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最終更新:7月28日(木)17時1分

ベネッセ 教育情報サイト