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コンビニの淹れ立てコーヒーを向こうに回しチルドボトルがじわり人気

ニュースイッチ 7月28日(木)11時50分配信

再栓できるキャップが仕事中でも便利で飲みやすく

 コンビニエンスストアで人気の淹れ立てコーヒーと缶コーヒーの新商品などが競合する一方で、チルドボトル商品のコーヒー市場がじわりと拡大している。明治は5月、2014年9月に発売した「明治白のひととき」を刷新し、7月には抹茶タイプを投入した。雪印メグミルクも16年3月に発売した「ボトラッテ」で、10月にコーヒーリッチを発売し、品ぞろえを計3品とする。アイテムが増えたことで店頭の露出度が高まり、存在感も増してきた。

 明治と雪印のチルド商品に共通するのは、圧倒的なミルク感。両社ともに乳業メーカーだけあって「缶コーヒーやカフェチェーンのカフェラテとは、ひと味違う」との消費者の声が多い。

 缶コーヒーやコンビニのコーヒーは購入後、短時間で飲むことを想定した設計。だが、チルドボトルは容器上部に再栓できるキャップがついており、容量も400ミリ―430ミリリットルと多い。オフィスワーカーが会社の机に置いて、リラックスと集中を持続させながら“仕事の供”として飲む姿をイメージしている。

 明治の品ぞろえは、5月に刷新した白のひとときと3月発売の「深みミルク紅茶」、7月に発売した「辻利 本・抹茶ラテ」。雪印はボトラッテでカフェラテとロイヤルミルクティーに続き、コロンビア豆を使用してコーヒー分を1・5倍に高めたコーヒーリッチを出す。

 雪印のボトラッテは3月に発売して日が浅いが、担当者は「今の勢いなら年間売り上げ30億―40億円は行けそう」と強気だ。現行品のカフェラテ、ミルクティーとも「缶コーヒーなど他のカテゴリーで飲んでいた客層が、こちらへシフトしている」(雪印メグミルク)と分析する。リピート率も高く、コーヒーリッチで品ぞろえを増やし、購入拡大を狙う。

 明治も「1―6月の売り上げは前年同期比増をキープしている」と話す。市場成長が続きそうだ。

最終更新:7月28日(木)11時50分

ニュースイッチ