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もうすぐ鳥人間コンテスト!今年参加の大学生が魅力を教えます 第3回 ディスタンス部門

sorae.jp 7月28日(木)18時25分配信

今年も日本の空の夏の風物詩、鳥人間コンテストの季節がやってきました。読売テレビが主催するこの大会は、2016年は7月30日と31日に滋賀県彦根市の琵琶湖湖畔で開催され、テレビ番組は8月31日に放送されます。
今年の大会に日本大学チームのメンバーとして参加する角谷杏季さんに、鳥人間コンテストの魅力を解説してもらいました。今回は3回の解説の最終回です。

界のその先へ!魂をゆさぶる、最も優雅で過酷な40kmへの戦い

今回はディスタンス部門。
パイロットがペダルをこいでプロペラを回し、極限まで軽量化された巨大な機体で琵琶湖往復、最大40kmを目指します。
ふわりと飛ぶ機体の美しい見た目とは裏腹に、真夏の琵琶湖の上を機体の操縦をしながらペダルをこぎ続ける、その異常な過酷さゆえにパイロットたちの名(迷?)言が毎年とび出していますね。
ルールはプラットホームからどれほど遠くまで飛んだかを競います。北ルートか南ルートを選択しそれぞれ20km地点で折り返すか、対岸の35kmを目指します。途中で琵琶湖に何かものを落とすと失格です。

チームの全てを背負うパイロット、その大変さとは

パイロットは絶えずペダルをこぎ続けながら、風向きや機体の挙動を感知し操縦かんで尾翼を操作します。
前回でも書いたように、鳥人間はみんな本番までに試験飛行を繰り返し機体の調整やパイロットの感覚を養うのですが、ここでどれほど練習を積めるかがDST機は勝負のポイントになります。

また、パイロットはだいたい自分の体重の4倍のワット数 (モーターの出力と単位は同じ。体重60kgの人は240Wのパワーが必要です) をこがなくてはなりません。ですがこれはあくまで目安であり、必要揚力をいかに低ワットで達成できるかが空力設計の実力の見せ所です。
そしてそのワット数をクリアするために、DST機のパイロットは筋トレだけでなくロードバイクに乗って1日100km以上のロードワークをすることも!減量と筋肉強化を両立するために食事制限も行います。
多くが自転車の経験がない学生です。そんな彼彼女たちが、1~2年かけて本番のその1日のためにきついトレーニングを積むのです。

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最終更新:7月28日(木)20時33分

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