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ジョコビッチが落とし穴を逃れ、ミュラーを克服 [トロント/男子テニス]

THE TENNIS DAILY 7月28日(木)23時0分配信

 カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(ATP1000/7月25~31日/賞金総額408万9740ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が危機を逃れ、ジル・ミュラー(ルクセンブルク)を7-5 7-6(3)で退けた。今大会はジョコビッチにとって、リオ五輪前の最後の参加大会となる。

「実際、トロントは僕にとって、オリンピック、そしてそのあとにくるものの準備をするための、素晴らしい方法だと思っているんだ」とジョコビッチ。「でもまた、もちろんこの大会での瞬間を楽しんでもいる。僕はいつもここでプレーするのが好きなんだ」。

錦織が予選勝者のノビコフを下して初戦を突破 [ロジャーズ・カップ]

 ジョコビッチはまた、ウィンブルドン3回戦で敗れたあと、いつもより長い休息の時間をとったとも言い添えた。

 ロジャーズ・カップはモントリオールとトロントの間で毎年会場のローテーションを行っている大会で、今週、女子のほうはモントリオールでプレーしている。

「僕はカナダを楽しんでいる。トロントとモントリオールの両方の町をね。過去の成績が、僕がカナダでよいときを過ごしているという事実を示しているよ。だからこそ、ここから最高のものを引き出そうと努めているんだ」とジョコビッチ。彼はこの大会で2007、2011、2012年に優勝している。

 ジョコビッチは3月以来のハードコートでの試合となったこのミュラーに対する対戦で、サービスでもストロークでもリズムをつかめずに苦しんでいた。最終的にミュラーの破滅の原因となったのは、自身のアンフォーストエラーだった。ミュラー本人がもう少ししっかりプレーできれば、双方のセットは彼にとって射程距離内だったのである。

「ジル・ミュラーは特に速いサーフェスでは対戦するのが非常に難しい相手なんだ」とジョコビッチ。「彼は対戦相手から時間的余裕を奪いとる。彼は頻繁にネットをとり、セカンドサービスからでもサーブ&ボレーに出てくる。彼はその手のプレーをしてくる数少ない選手の一角だ。スピーディーにプレーするのが好きで、今日のような暑い日は彼に有利なものだったと思う」。

 ジョコビッチは3回戦で、予選を勝ち上がったベテランのラデク・ステパネク(チェコ)と対戦する。

 一方、第3シードの錦織圭(日清食品)は予選勝者のデニス・ノビコフ(アメリカ)を6-4 7-5で下した。また第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)はルー・イェンシュン(台湾)を6-3 6-3で退けた。

 予選を勝ち上がったライアン・ハリソン(アメリカ)は第9シードの同胞、ジョン・イズナー(アメリカ)を7-6(3) 6-7(4) 6-4で倒す番狂わせを演じた。第10シードのガエル・モンフィス(フランス)はバセック・ポスピショル(カナダ)を7-6(6) 6-0で倒した。モンフィスは日曜日にワシントンDCで優勝したばかりだ。(C)AP (テニスデイリー/THE TENNIS DAILY)

Photo: TORONTO, ON - JULY 27: Novak Djokovic of Serbia plays a shot against Gilles Muller of Luxembourg on Day 3 of the Rogers Cup at the Aviva Centre on July 27, 2016 in Toronto, Ontario, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

最終更新:7月28日(木)23時0分

THE TENNIS DAILY

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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