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【MLB】最速158キロのダルビッシュ、好投報われずも「最高のスタート」と地元紙

Full-Count 7月28日(木)15時43分配信

2安打を許したデービスに本気の勝負、3打席目に空振り三振で雄叫び上げる

 レンジャーズのダルビッシュ有投手は27日(日本時間28日)、本拠地でのアスレチックス戦に先発し、6回2失点の好投を見せたが、勝敗はつかなかった。レンジャーズが1点をリードする状況で降板したため、今季3勝目の権利を持っていたが、8回に中継ぎブッシュが炎上。この回に4点を奪われて逆転負けしてしまった。地元紙「ダラス・モーニングニュース」電子版では「ブッシュ最悪の登板が、ダルビッシュ最高のスタートを台無しに」との見出しで、試合の様子を報じている。

ダルビッシュ有のNPB・MLBでの年度別通算成績

 ダルビッシュは初回こそ制球が定まらずに、4番デービスのソロ弾などで2失点したが、2回以降は速球とスライダー、カットボールを駆使してアスレチックス打線を圧倒。味方打線が逆転に成功し、1点リードを得た6回。2死から内野安打でレディックを出塁させると、この日2安打しているデービスの打席で、ギアを上げた。

 カウント1-1から投じた3球目ツーシームは、この日最速98マイル(約158キロ)を計時。だが、次の1球でレディックの二盗+捕手暴投で2死三塁とされる。この場面を「どうしても三振を取りたい場面だった。流れを止めたくなかった」と通訳を介して振り返ったダルビッシュは、5球目スライダーでバットを振らせ、望み通り空振り三振に斬った。その瞬間、ガッツポーズを決めながら大きく雄叫び。記事では「ダルビッシュにしては珍しく感情を爆発させた」と伝えている。

93球での降板に「最後の打者で全力を使ってしまった」

 結局、ダルビッシュは6回を投げて4安打6奪三振無四球2失点(自責2)で降板。93球(64ストライク)での降板に、試合後、バニスター監督は「マウンドに戻らせてもいい球数ではあったが、彼がエネルギーを使い切ったという話だったので」と話したと、球団公式サイトは伝えている。

 その後、8回に中継ぎブッシュが捕まって4点を失い、チームは逆転負け。球団公式サイトによれば、ダルビッシュは「(7回も)行こうと思えば行けたかもしれないが、本当に最後の打者(デービス)で全力を使ってしまった。とてもタフだった」と通訳を介して話したそうだ。

 チームを勝利へ導けなかったとはいえ、6回を無四球2失点に抑えられた意味は大きい。次回登板はローテーション通りなら、中5日で8月2日(同3日)敵地でのオリオールズ戦では、さらに進化した投球が見られるかもしれない。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月28日(木)15時43分

Full-Count

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