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ドルトムント、香川の絶妙アシストで土壇場で同点に追いつくも…… ペップ哲学が浸透するマンCにPK戦の末、黒星

theWORLD(ザ・ワールド) 7月28日(木)23時9分配信

香川後半から存在感発揮

現地時間28日、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントとマンチェスター・シティが、中国で開催されているインターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)で対戦した。ドルトムントはDFマルク・バルトラ、MFエムレ・モルなど新戦力が先発出場し、香川はベンチスタートとなった。

新シーズンからジョゼップ・グアルディオラが監督を務めるマンチェスター・シティは、[3-4-2-1]のような布陣にトライし、守備時には前線から積極的にプレスを仕掛け、攻撃時にはGKがディフェンスラインとのボール回しに加わり、後方からビルドアップする形を試みる。GKがボールを保持するとセンターバックが素早くサイドに開いてパスコースをつくるバルセロナで実践していたスタイルをマンCに持ち込んだが、GKカバジェロはキックミスを連発し、ドルトムントにパスミスを拾われてMFデンベレやMFエムレ・モルにシュートを打たれるなどピンチを招く。

序盤はドルトムントが幾度か決定機をつくりだすも、その後は両チームともピッチコンディションに苦戦し拮抗した展開が続いた。だが次第にペースを掴んだマンCが前半終了間際に決定機を作り出す。ボックス内に侵入してボールを受けたMFフェルナンジーニョが、ゴール前に浮き球のパスを送り込む。これをFWイヘアナチョがワントラップからシュートを放つもGKビュルキが果敢に飛び出して足に当て決定機を防いだ。

0-0で迎えた後半立ち上がり、両チームともに選手を大幅に入れ替え、ドルトムントはMF香川真司、MFカストロ、MFプリシッチ、MFベンダーらを、マンCはMFヤヤ・トゥレ、MFダビド・シルバ、FWアグエロ、FWボニら主力選手ををピッチに送り出した。後半はドルトムントがボールを保持して攻めこむ時間帯が続くも、スコアはなかなか動かない。ようやく待望のゴールが生まれたのは79分、ダビド・シルバが巧みな抜け出しでディフェンスラインを突破し、ボックス内に侵入すると並走していたFWアグエロに横パスを送る。これをアグエロが冷静に右足で蹴りこんで先制に成功した。

後半アディショナルタイム、ドルトムントはCKから土壇場で同点に追いつく。ボックス内の深い位置でボールを受けた香川は、タメを作って折り返しのクロスを供給。MFプリシッチが蹴りこんだシュートはGKを股を抜けた。90分で決着がつかずPK戦に突入する。

ドルトムントGKビュルキ、シティGKアンガス・ガンが奮闘し、両チームともに1番手のキッカーのシュートをブロック。ドルトムントは2人目のキッカー香川が成功し、その後両チームともに6人目まで成功する。そして7人目のシュートは互いにGKに阻まれ、最後に8人目のドルトムントのキッカー、ミケル・メリノがPKに失敗し、マンチェスター・シティがPK戦を制した。

マンチェスター・ユナイテッドとの試合が悪天候で中止となったため、マンチェスター・シティはこの試合がICC初戦となったが、PK戦までもつれ込む激闘を制してドルトムントに勝利している。両チームともにチームのスタイルを発揮し、プレシーズンでの出来を確認する良い機会になった。

[スターティングメンバー]
ドルトムント:ビュルキ、ギンター、ソクラテス、バルトラ、シュメルツァー、ローデ、シャヒン、エムレ・モル、ライトナー、デンベレ、A・ラモス

マンチェスター・シティ:カバジェロ、オタメンディ、アダラビオヨ、コラロフ、フェルナンド、フェルナンジーニョ、クリシ、ナバス、ジンチェンコ、デルフ、イヘアナチョ

[スコア]
ドルトムント 1-1(PK5-6) マンチェスター・シティ

[得点者]
ドルトムント:プリシッチ(90+)
マンチェスター・シティ:アグエロ(79)

http://www.theworldmagazine.jp

最終更新:7月28日(木)23時9分

theWORLD(ザ・ワールド)

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