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職藝学院生が茅葺きの技体感 菅沼合掌集落で作業補助

北日本新聞 7月28日(木)22時2分配信

 富山市東黒牧(大山)の職藝学院(秦正徳学院長)の学生が28日、南砺市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落の真井(まい)家で茅葺(かやぶ)き屋根の葺き替え作業の補助を体験し、伝統建築を守る技への理解を深めた。

 真井家では県西部森林組合が20日から、屋根の半分を葺き替える作業を行っている。建築職藝科と環境職藝科の1年生22人が訪れ、軒となる部分に茅の束を固定する同組合砺波支所の沼口和美作業班長らの作業を見学した。

 学生は、束を整え作業員に手渡したり飛び散った茅を掃除したりした。ねじって柔らかくしたマンサクの若木で、屋根の骨組みに見立てたくいを縛る作業も体験した。

 南砺市文化財保護審議委員を務める同学院の上野幸夫教授の案内で集落を回り、かつては壁面も茅で作られていたことを教わった。葺き替え作業は8月中旬に終わる見込み。

北日本新聞社

最終更新:7月28日(木)22時2分

北日本新聞