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複合経営の農家支援 田辺市

紀伊民報 7月28日(木)16時46分配信

 梅の価格が低迷する中、和歌山県田辺市は、梅を軸に他品目も栽培する複合経営を支援している。経営を安定させ、離農を防ぐのが狙い。2011年度から補助制度を設け、交付は5年間で31件。野菜や花き栽培を始める農家が多く、オリーブやアボカドなどの変わり種に取り組む団体もある。

 旧田辺市の農業は梅、ミカンの果樹が中心だが、梅の価格低迷で経営が厳しい農家が多い。山間地域では離農や耕作放棄地も増えている。

 市は、野菜や花き、果樹を栽培する農業用ハウスの新築経費の3分の1(上限100万円)を補助している。15年度の交付は8件で、トマト、コマツナ、ホウレンソウ、ブドウなどの栽培が始まっている。

 また、JAの奨励作物以外で、栽培法が確立されていない新規の作物、オリーブやマンゴー、アボカドなどを試験栽培する団体に、施設整備や研究費などの2分の1(上限50万円)を補助している。15年度は2団体に交付した。

最終更新:7月28日(木)16時46分

紀伊民報