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串本町長が世界遺産候補視察

紀伊民報 7月28日(木)16時46分配信

 和歌山県串本町の田嶋勝正町長や野呂正人町教育長が26日、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録される見通しの町内の熊野古道大辺路4カ所を視察した。

 トルコ・イスタンブールで開催された国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で予定されていた「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録承認の審議は、トルコ軍によるクーデター未遂の影響で、10月にフランス・パリである臨時委員会に先送りになった。

 町内の候補地は新田平見道(和深)、富山平見道(田子)、飛渡谷道(田並)、清水峠(田原―那智勝浦町浦神)の4カ所。世界遺産登録に際し、現地の状況を把握し、維持や活用に役立てたいと田嶋町長、野呂町教育長と町の関係課職員が視察した。

 「熊野古道大辺路刈り開き隊」の上野一夫代表(串本町中湊)が、4カ所を順番に案内した。上野代表は、大辺路を守るために同隊が整備を続けていることや、数年前から串本古座高校の生徒も手伝ってくれていることなどを説明。「この辺りがものすごく特殊というわけではなく、かつてそれぞれの地域の人の暮らしがあり、その中から生まれてきた世界遺産」と話した。

最終更新:7月28日(木)16時46分

紀伊民報